コメント
6件
確かに「夢を叶えたい」は言ってたけど「船長になりたい」とは言ってない。…じゃあ夢は?それはいむっちが言ってた「海とひとつになる」が夢じゃない。…だとしたら結果的に夢は叶ったのかもしれないね。
めっちゃ好き、、意味怖な事わすれてみちゃった、、素敵な物語ありがとうございます!!
あぅ…こういう話めっちゃ 好きなんです…(*´﹃`*) テーマがドストライクですわ… とりあえず、♡押しまくります(笑) それはそうと考察…うむむ…😏 海と1つになれて嬉しい…と、💎君が 言ってるので、乗客と父親と一緒に 無理心中を図ったのかなぁ…。 あるいは、💎君のお父様はすでに 亡くなっていて、父親と同じように 海の底に沈めて幸せ…的な? なんとなく父親が幽霊っぽいのよね…(笑)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
本人様のお名前を借りているだけで 本人様には、一切関係ありません。
捉え方によってはBLかも しれないです。
死ネタです。 地雷、苦手なひとはブラウザバック!
通報禁止です。
米(ヨネ)
海が見える道路の上をひとつの車が 走っていく。
父
俺は初兎。今日から、二泊三日で海の近くのホテルに泊まることになった。
父さんの知り合いが新しい客船の船長になったらしく、初出港を見送りに きたらしい。
初
父
海なんてきてもつまらんし、 俺泳げんし。
初
早く、この三日が終わればいいのに。
ホテル着。
父
初
父
初
父
そう言って父さんが出した物は…。
初
父
うわぁ…。めんどくさ…。 あ、けど今海外にいるまろに 写真送れるか…。
初
適当に撮って帰ってこよ。
近くの海に来たけど…。
初
人酔いしそう…。 ちょっと離れたとこいこっかな。
初
普通の人なら海を見てきれいとでも 思うんだろうけど、なんだかそうは 思わなかった。
そのまま時間だけが過ぎていく。
初
俺には情熱も夢も、何もなかった。 だから、生きている理由が わからなかった。
初
そして立ち上がった時やった。
???
後ろから声がして振り替える。
水髪のマリンの服を着た男の子。
初
???
元気やなぁ…。ここの子かな?
仏
初
仏
初
仏
初
仏
初
仏
なんか、楽しいなぁ。
いむくんと一緒に人目のない ところまで歩く。
仏
…?港…?
仏
初
仏
いむくんと近くの岩陰に座る。
仏
いむくんのお父さん…?ってことは、 俺の父さんの知り合いっていむくんの お父さんやったんや…。
仏
少し寂しそうにいむくんは話した。
いむくんは…船長になるっていう 夢があるんや…。 いいなぁ。
初
仏
なんだか夢のない俺は、いむくんが 輝いて見えた。
初
仏
初
仏
いむくんはすこし、泣いていた。
初
海の家。
仏
そういって力強く父親のもとへ走る いむくん。
初
仏
仏の父
仏
沈黙が続く。
仏の父
仏の父
その声は低く、圧がかかっていた。
仏
仏の父
初
気づけばそう叫んでいた。
初
仏
仏の父
いつまでも冷たいこの父親に 腹が立った。
初
言い切ったあとに後悔した。 こんなのじゃ、相手を余計に 怒らせてしまう。
仏の父
が、違った。いむくんのお父さんは 泣きそうな顔をして、振り返った。
仏の父
なんとも言えない沈黙が続く。 やっぱ、優しい人なんや…。
仏
いむくんは父親に近づいてそう言った
仏
いむくんは満面の笑みで言った。 その笑顔は、ほんとにまぶしかった。
仏の父
仏
仏の父
仏
初
いむくんの目には 涙がたまっていました。
次の日の早朝。俺はいむくんと 待ち合わせていた。
仏
初
初
俺は、カメラを取り出した。
初
仏
レンズをのぞいて、海を映す。
シャッターを押すとカシャッ…と 音がしてメモリに記録された。
仏
初
仏
初
いむくんは海の方まで走って 振り返った。
仏
朝焼けが反射した、透明な海を後ろに いむくんは満面の笑みで言った。
思わず、カメラをかまえていた。
仏
はっ…と我に返り、カメラを ひっこめた。
初
仏
初
仏
その日の夜はなんだか眠れなかった。
約束、したのに。
なん、で、
父
初
父
町の人
偵察にいった船から、がたいのいい 男が出てくる。
町の人
偵察にいった人
初
言葉を失った。泣くこともなく ただ、絶望していた。
町の人
偵察にいった人
町の人
曇り空が広がる海にむかって歩いた。
町の人
もう。いいや。
父
そのまま海の中に落ちていった。
目が覚めると、しらない部屋で 眠っていた。
初
仏の母
その女性は、いむくんに よく似ていた。
仏の母
初
仏の母
初
途切れ途切れに話した。 きっと辛いのはお母さんなのに。
仏の母
そういって俺に手紙をくれた。 いむくんからだった。
仏の母
俺は読みたくなかった。きっと、 いむくんのことだから、 感謝の言葉なのだろう。
俺が殺してしまったのに。
初
仏の母
ゆっくりと手紙を開く。
初兎ちゃんへ。
僕、幸せだよ。 初兎ちゃんが僕のために、お父さんを 説得してくれたこと。嬉しかった。
やっと、夢を叶えられるよ。 これは、大きな一歩だから。
初兎ちゃんが初めてだよ。 僕のことに協力してくれたのは。
僕の夢を…叶えさせてくれて ありがとう。
初
初
俺は、いむくんの役に立てたのかな。
もう考えても遅いけど、
数年後。
大きいカメラで海を何枚も何枚も 写真におさめる。
初
俺は…写真家になった。
いむくんが 「写真家になれるんじゃない?」 と言ってくれた日から、 それが俺の夢になった。
そして最近、念願の写真家としての 活動を始めた。
初
努力と才能が認められ、今や有名な 写真家となっていた。
けど、思うような作品が 撮れなかった。
いや。撮れるはずがなかった。 もう、撮りたい人はこの世に いないのだから。
あの日のことを悔やむことは むなしくてやめた。
ただ、一つ、後悔があるとしたら。
初
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)
米(ヨネ)