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探偵とストレイドッグ

第4話 - 第4話任務

2025年05月03日

#文スト夢小説

夢

主

夢ちゅーい！

玲

ねぇ、

国木田独歩

なんだ

玲

任務って、どんなことするの？

国木田独歩

今回の任務は殺人事件の犯人確保だ

玲

え！？

国木田独歩

声がでかい

玲

ぁ、ごめん、

太宰治

まぁまぁ、驚くのも無理ないよ〜

太宰治

玲ちゃんは素人な訳だし

国木田独歩

それもそうだが、

玲

てか、どこ行くの？

玲

僕そんなに金持ってないから遠出は出来ないんだけど、

国木田独歩

金なら俺が出す

太宰治

さっすが国木田くん！

国木田独歩

お前は自分で払え

太宰治

えぇ〜、

国木田独歩

そんなことより、

玲

？

国木田独歩

お前、異能が使えないというのは本当か？

玲

、、うん

太宰治

本当かな？私には嘘をついているようにしか見えないのだけど

玲

気のせいだよ

国木田独歩

そうか

国木田独歩

まぁ、無理矢理聞き出そうとは思わん

国木田独歩

話したくなったら話せ

玲

、うん

国木田独歩

ここだ

太宰治

随分と大きな屋敷だね

国木田独歩

殺されたのは家主の妻だそうだ

玲

そう、なんだ、

国木田独歩

あぁ

玲

、、、

玲

ねぇ

国木田独歩

なんだ

玲

僕が居てもいいの？

玲

一般人に聞かせるような内容じゃない気がするんだけど

太宰治

細かいことは気にしないの〜♪

玲

えぇ、

太宰治

ここが現場か〜

国木田独歩

血が飛び散っているな、太宰、踏まないように気をつけろよ

太宰治

はいはい、わかってるよ

玲

(うわ〜、)

太宰治

あれ、君意外とこういうの平気？

玲

まぁ、血は見慣れてるから、

国木田独歩

なに！？どういう事だ！

太宰治

国木田くん、ほんと鈍感だよね

国木田独歩

どういう意味だ！

太宰治

まぁまぁ、兎に角今は第一発見者に話を聞きに行こう

国木田独歩

わかった

太宰治

ここも広いねぇ

秘書

ぁあ！！ちょ！勝手に入らないでください！

太宰治

え？、

秘書

え？じゃないです！

秘書

全く、今この部屋を調査しているんですよ、

国木田独歩

調査？

国木田独歩

調査なら県警がしてくれるのではないのか？

秘書

この屋敷は広いので手分けして調査してるんですよ、

太宰治

へぇ〜

秘書

ちょっと！部屋のものに勝手に触らないでください！

秘書

指紋がついたら調査ややこしくなってしまう！

国木田独歩

あぁ、すまん、

秘書

全く、

太宰治

それで、被害者はどんな風に殺されたんだい？

秘書

この部屋でナイフで何度も刺されたようです。そしてあちら側の部屋に引き摺られて行ったみたいで、

秘書

それに、背中側の損傷が激しく、とても見られるような状態では、

太宰治

それは、

国木田独歩

酷いことをするものも居るのだな、

秘書

えぇ、

秘書

犯人は手袋をしていたらしく、部屋に指紋は残っておりませんでした、

太宰治

計画的な犯行とみて間違いなさそうだね

国木田独歩

そうだな

玲

あの、

秘書

なんです？

玲

先程から疑問だったんですが、

玲

何故この部屋の壁には返り血が付いていないんですか？

秘書

え？、

玲

だって、何度も刺されたってことは一度刺されただけじゃ致命傷にはなっていなかった、という事ですよね？

玲

それなのに何故この部屋の壁には返り血が付いていないんですか？

太宰治

確かに、言われてみれば、

玲

背中側の損傷が激しいなら、尚更血が飛び散ると思うんですけど、

玲

被害者も抵抗しない訳ないですし、

国木田独歩

どういう事だ

玲

いや、えっと、

玲

今言ったことはただの憶測に過ぎないんですけど、

玲

被害者を殺したのは、被害者から信用されていた人なんじゃないかな、と、

太宰治

つまり、身内の犯行の可能性が高い、そう言いたいのかい？

玲

はい、憶測に過ぎませんが、

国木田独歩

いや、十分だ

国木田独歩

それを踏まえて調査をするように県警に話をつけてくる

玲

はい

秘書

ちょ、ちょっと待ちなさい

秘書

それってつまり、雇っていた用心棒達も犯人の可能性があるってことじゃない、

玲

まぁ、そうなりますね

太宰治

でもまぁ、

太宰治

信用しなくていいんじゃないかい？

秘書

え？

秘書

どういうことですか？

太宰治

さっきの玲ちゃんの発言で大体犯人は絞れた

秘書

、、へ？、

太宰治

まぁ、確証が持てた訳では無いから少し調べる必要があるけどね

太宰治

と、言うことで

太宰治

この部屋を調べさせてくれないかい？

秘書

ですから、

秘書

指紋などがついたら調査がややこしくなるからそれは

太宰治

手袋なら持ってるよ

秘書

兎に角、ダメなものはダメです

秘書

速やかに退出願います

太宰治

どうしてだい？

太宰治

君が犯人じゃないのなら何も困る事はないだろう？

秘書

、、それは、

玲

あの

秘書

、、なんですか

玲

この部屋を調べさせて貰えませんか？

玲

この部屋を調べて何も出てこなければ

玲

貴方の潔白は証明されます

秘書

、、、

国木田独歩

黙ってないで何か言ったらどうなんだ

秘書

、出ていってください

秘書

この部屋は私が調査をするので

太宰治

何故頑なに調べさせてくれないんだい？

秘書

いいから、でていってください

国木田独歩

すまないが出て行くことは出来ない

国木田独歩

お前の言動は怪しすぎる、少し調べさせてもらうぞ

秘書

、、、てけ、

太宰治

なんだい？

秘書

出てけって言ってんだよ！

太宰治

わお、怒っちゃった

秘書

出ていけ！今すぐだ！

国木田独歩

それは出来ない

秘書

このｯ、

隠し持っていたナイフを取り出して国木田に襲いかかる

国木田独歩

(背負い投げ

秘書

ｶﾞｯ、(地面に叩きつけられる

国木田が秘書の手首を捻り取り押さえてナイフを奪う

太宰治

国木田くんに襲いかかるなんて、

太宰治

度胸あるね、君

秘書

ぅ、るさ、

国木田独歩

どうして被害者を殺した

秘書

社長は、

秘書

私を愛していると言ってくれた、

秘書

いつかアイツとも別れて、一緒になろうと言ってくれた、

秘書

なのに、

秘書

なのに社長は、

太宰治

男女同士のいざこざが原因だったわけだね

国木田独歩

だからと言ってお前が人を殺した事実は変わらん

国木田独歩

大人しく捕まれ

秘書

、、はい、

数時間後

太宰治

いや〜、やはり女性は怖いねぇ、

太宰治

私も十分気をつけなきゃ、

国木田独歩

太宰の場合気をつけるだけでは意味が無い気がするがな

太宰治

心配してくれているのかい！？

太宰治

国木田くんが私に優しくするなんて、

太宰治

明日は槍でも降るんじゃないかい？、

国木田独歩

俺が今すぐにでもお前を串刺しにしてやってもいいんだぞ？

太宰治

冗談じゃないか〜

玲

あの、

太宰治

なんだい？

国木田独歩

どうした

玲

社長が言ってた事なんですけど、

太宰治

あ〜、住むところについてかい？

玲

はい、

玲

太宰さんか国木田さんの自宅に住まわせて貰えと言われたんですが

太宰治

それなら、私の家来る？

国木田独歩

太宰はダメだ！

太宰治

どうしてだい？

国木田独歩

色々と信用ならん！

太宰治

酷いなぁ、

太宰治

じゃあ国木田くんが泊めてあげれば？

国木田独歩

何故俺が、

太宰治

社長が言ってたでしょ？住むなら私か国木田くんの家だって

太宰治

私は信用ならないらしいし、

太宰治

国木田くんが住まわせてあげればいい

国木田独歩

、、、

玲

あの、ほんとにいいんですか？

玲

迷惑になったりとか、

太宰治

いいのいいの

太宰治

国木田くんはああ見えて優しいから

国木田独歩

おい太宰！勝手に話を進めるな！

太宰治

そうと決まれば早速日用品を買いに行こうか

国木田独歩

俺の話を聞け！

太宰治

しつこいなぁ、

太宰治

じゃあ、玲ちゃんは？

太宰治

どっちの家に住みたい？

玲

、、、国木田さん

太宰治

だ、そうだよ？国木田くん

国木田独歩

はぁ、わかった、

太宰治

じゃあ、日用品を買いに行こうか♪

太宰治

勿論国木田くんの奢りで

太宰治

遠慮はいらないよ

国木田独歩

人の金で太っ腹になるな！

主

時間あいてすみませんでした！

太宰治

ホントだよ〜

国木田独歩

全く、計画的にやれとあれ程、

玲

兎に角、今回はここまで

主

《了》

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