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美洙
はるみ (春海)
美洙
美洙
ードンッ!
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
ーいやっ、それに…美洙の綺麗な顔が、今日は一段と近いし…!!
ー…本人は自覚していないだろうが…俺の姪は、希に見る、超絶 美少女だ。
純白のような白い肌。
桜よりも儚(はかな)い色に染まった、桃色の唇。
堀の深い端正な顔立ちが、和装にも洋装にも映える。
ー今、美洙が着ている高校の制服も、彼女が着れば、キラキラと輝いて見えていた。
はるみ (春海)
はるみ (春海)
うん…美人な女性って、何時の時代になっても得だなぁ…☆…!!
美洙
はるみ (春海)
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
ー総理という職業が、どれだけ世の中の政治家に狙われているのか。
そしてどれだけ、総理の命を狙い、その為だけに画策する人が多いのか。
そういうことに昔から疎い俺は、この時、美洙が何かをやろうとしていて、それを俺に隠していたことに対してもー
ー何も、気付かなかった。
ーーいや…
きっと俺は、そのことに、気付こうとしていなかったのかもしれない…
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
ー俺は美洙の忠告を無視し、軽く考えてーー
ーこの後、ある行動に出てしまうことになる…。
美洙
はるみ (春海)
はるみ (春海)
ー淡々と調理を進めていく美洙の背中を見つつ、俺はそんな風に考え、一瞬脳裏をよぎった、悪い予感を吹っ飛ばすのだった…。
ー翌日、早朝ー
午前 4時過ぎ
美洙
メディア達
美洙
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
ーエンジンを上げ、猛スピードで発進する、総理(春海)の車
ーしかし、しつこいメディア達は諦めないで、彼の車の後に付いてくる。
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
メディア達
メディア達
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
そんなしょうもない会話をしつつ、おじの見事なドライブテクニック(?)のお陰で…。 それから約 3時間以上の時間をかけて、何とかメディア達を撒くことに成功した。
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
うわあああああぁー!!!!
私がそう言う前から車を飛ばしすぎていたおじは、最終的にはエンジンよりも煩い金切り声を上げつつ、車を再発進させた。
美洙
美洙
はるみ (春海)
美洙
美洙
助手席で、自分のシートベルトをカチリと閉め直した美洙は、心の中で、それだけを強く祈ったのだったーー。
ー4時間 10分後
午前 8時 50分
キキキキーイッ!!
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
バタバタ…!
猪突猛進の勢いで、駐車した車から降りた春海は、大股で、国会議事堂に向かって歩きだす。
美洙
美洙が春海のその背中に何か呟いたが、彼の耳には、その言葉など、全く入っていなかったのだったーー。
はるみ (春海)
大臣達
大臣達
はるみ (春海)
その日の会議後ー何時ものように、午後 8時まで仕事をした俺は、何故か、自分の頭がズキズキと痛むのを感じていた。
はるみ (春海)
大臣達
はるみ (春海)
大臣達
大臣達
はるみ (春海)
優斗 (副総理)
優斗 (副総理)
はるみ (春海)
はるみ (春海)
俺はぼうっとなった頭で、美洙に電話を掛けようとしていた。 …美洙なら、俺からの電話に出てくれると思ったのだ。
大臣達
優斗 (副総理)
ー俺が、大臣達のー信頼している仲間のその言葉に、反吐(へど)を吐きそうになった時ー。
美洙
美洙が部屋の護衛達の間をすり抜けて、スルリと部屋に入り込んできた。
はるみ (春海)
美洙
優斗 (副総理)
美洙
優斗 (副総理)
はるみ (春海)
美洙
優斗 (副総理)
大臣達
はるみ (春海)
美洙
大臣達
優斗 (副総理)
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
優斗 (副総理)
大臣達
ーバタン! (扉が閉まる音)
スタスタスタ…
美洙
はるみ (春海)
美洙
はるみ (春海)
美洙
美洙
はるみ (春海)
はるみ (春海)
美洙
美洙
美洙の叫び声が遠くの方へ聞こえーしかしそれを機に、俺の意識は、穏やかな夢へと誘われていったのだった…。
美洙
はるみ (春海)