凛月
なんでこんな仕事、
私が…いや、そもそも社長がやれよ
社長…じゃなくて、あのくそ
ビッチがやってもいいんだけどなぁ…
私が…いや、そもそも社長がやれよ
社長…じゃなくて、あのくそ
ビッチがやってもいいんだけどなぁ…
なんて暗い場所で 社員が独り言を喋っている。
凛月
ナイフ持って刺しに行こっかな笑
沙羅
あ、先輩
凛月
っ!
びっくりした…
びっくりした…
沙羅
すみません…w
凛月
…思ってないだろ、
沙羅
へへ
凛月
はぁ…
沙羅
まぁ、愚痴とか
なんやら聞きますよ
なんやら聞きますよ
凛月
毎回ありがと~
沙羅
はいはい。
凛月
…!~あーでさ
______でさ~
______でさ~
沙羅
え、あの社長とビッチ死ねばいいじゃん
凛月
はは、ww
凛月
まぁ、同意
するんだよね。
するんだよね。
沙羅
ねー…w
凛月
ww
沙羅
くふっww
凛月
あはは、ww
なんて、笑い声も パソコンの音で いつかは消えてしまうだろう。
今日も…また。
凛月
沙羅…今日も
お見舞いにきたよ。
お見舞いにきたよ。
沙羅
…………
凛月
はぁ…なんで起きない、?また、愚痴とか話せないじゃん
沙羅
……
凛月
息はしてる…
凛月
刑務所入ってでもいいから、あの車で轢いた。あのじじい殺してこようかな…
独りで現実を、 認めないかのような、 淡い、苦い…大人のコーヒーの ような… もう存在しない人に話しかけているのだ
凛月
苦い恋愛だなぁ…w