/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
6話「カッコイイ…？」
いふ
でさ…w
サラリと荷物を持ってくれて 車道側を歩いてくれるまろ
そういうことをサラッと出来る所がかっこいいな…なんて思う
ないこ
まろってさ…彼女何人いるの？
いふ
えっと居な…
…って、何人！？
…って、何人！？
ないこ
え？
いふ
いや、彼女は普通1人やから！
俺そんな浮気してそうか…！？
俺そんな浮気してそうか…！？
ないこ
い、いや…浮気してそうってより…沢山の女の子が寄ってきて遊んでそうだなー…っていう
いふ
それ浮気してそうってことやん…
「心外やわ…」なんて 少し悲しそうな顔をするまろ
いふ
彼女が複数人居たこともないし
なんなら俺彼女居たことないで？
なんなら俺彼女居たことないで？
ないこ
え"…それは絶対嘘！
いふ
嘘ちゃうって！
まじやから！
まじやから！
ないこ
いーや絶対居る！
こんなイケメン行動をサラッとやってのけるなんて…居ないわけがない…！
こんなイケメン行動をサラッとやってのけるなんて…居ないわけがない…！
いふ
え、イケメン行動…？
ポカーンとした顔をしたと思いきや 突然にやにやとしだす
いふ
俺のことかっこいいって思ってくれたん？
今自分が言った内容を思い返し はっとする
ないこ
い、いや…別にそういう訳じゃ…
ないこ
女の子に好かれそうな行動すんなーって…
いふ
なんやそれ…w
少しでもまろの行動をかっこいいと思ってしまったことがなんだか悔しい
いふ
ないこ
ないこ
ん？
突然手を引かれまろの方へ引っ張られる
いふ
ないこはこっち
俺が車道側まろが歩道側になってたのに気づきまろは俺を歩道側へと変えてくれた
…やっぱこいつモテるな
ないこ
俺男だしそんなの気にしなくていいよ…？
いふ
俺がやりたいからやってるだけ
ないこ
ふーん…？
手を引かれまろと至近距離になったこと
俺の事こんなに優しくしてくれること
行動がいちいちかっこいい事
ないこ
……
うわ…俺こんなけで もうまろにドキドキしてんの？
我ながらちょろすぎだろ…
ないこ
そんなしてもらって悪いし…
俺荷物持つよ…！
俺荷物持つよ…！
そんなドキドキをかき消すかのように まろから荷物を取る
いふ
あ、重いけど大丈夫？
ないこ
舐めんな俺男だぞ
男なのに女扱いされているような感覚に やはり違和感を覚える
慣れないからドキドキするんだと 自分に言い聞かせながら家へと向かった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
