十弦 ～いずれ負ける運命の者達

ガタンゴトン ガタンゴトン

俺の名前は、黒狗(クロイヌ) 本名じゃねー。

こんな、厨二病みたいな名前なわけ ねーだろ？

所謂、コードネームてやつらしい ちなみに、Ｎｏ.6だ...納得いかねぇけど。

ある日のクソ暑い昼下がり この隣でスッスうるせぇ『eleven's』が コンビニで至福の喫煙タイム満喫 してる中やってきて...

『十弦(ジュウゲン)』のメンバーに ランダムで選ばれ、力目醒めたッス。 すげぇ名誉ッス!! 着いて来て欲しいッス!!

言うからさ～なんか怪しい勧誘か宗教 思うだろ？普通？

で～ 次の瞬間 ...

地面に伸びさせてた と𐤔

しかも、何だよ？ランダムて？ 失礼な。

したら、数日後。 顎にアザ作って、右側半分真っ赤に 日焼けしたこいつが、俺のアパートに やって来て···

酷いッス💦 人の話は、最後まで聞くて、教わら なかったッス？(💢'ω') あんな炎天下で伸びてたのに、置いてく なんて鬼ッス!!悪魔ッス!! 右上ずっと向いて倒れてたから、半分 日焼けしたッス💦ヒリヒリするッス💦 ｡ﾟ(/□＼*)ﾟ｡わ～ん💦

て、泣くからさぁ···。 ちと、悪かった思って部屋にあげて

話··· 聞かなきゃよかったと 今も後悔。

eleven's 壱が、言うにはさ。

世界中が混沌とした時 10人の選ばれし者『十弦』が現れる しかし、彼らは善か悪かは定まらず 目的も何もその者達の行動、思想に 全て委ねられ···

いずれは負ける運命

なんだと...。

いや、何だそれ⁉️

意味不だろ？ 又、殴りそーになったのを察してか eleven'sは、ダッシュでドア付近まで逃げたけど。

車内はクーラーが効いてて最適だっただけに ドアが開いた瞬間、湿度と熱気が体中に まとわりつき、不快感が一気にくる。

ひたすら、秘密基地まで壱をかまいながら 熱帯夜な夜道を歩く事にした。