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最後まで最高でしたもし時間があれば番外編も見てみたいです
めっちゃ感動しました😭最後らへんの言葉とかが特に! 私もくにみんみたいな彼氏欲しい(´。✪ω✪。 ` )
フォローしました! 良ければその後とかも気が向いたら書いて欲しいです…
外に出ると、頬を冷たい風が通る。
手が凍りそうになるくらい、 寒い今日この頃。
今日から12月になりました。
百花
百花
百花
そう言って私は英くんに視線を送る
国見 英
国見 英
百花
百花
国見 英
英くんは笑いながら私を見る。
私の彼氏は今日も 今日とて塩すぎます。
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
後ろから佳奈の元気な声が聞こえた。
と同時に私に抱きついてきた。
佐々木 佳奈
百花
あまり友達同士で抱きつくという行為を した事がないので少し照れくさい。
でも、そういう所がほんと可愛い。
佐々木 佳奈
百花
国見 英
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
百花
”嫉妬”
そういえば英くん、
私に嫉妬した事あるのかな。
私は英くんに しまくりだったけど、
でも、あの英くんが 今私に嫉妬してくれてる...?
そう思いきや
国見 英
国見 英
呆気なく妄想は 破壊されてしまった。
佐々木 佳奈
国見 英
別に、最初から 期待してないし?
”重い”って、何処から 何処までなんだろ。
それから数日が経った。
私はもうその話題を忘れていた。
折角大好きな体育があるのに 体操服を忘れてしまった。
だから今私は のほほんと体育を見学している。
すると
クラスの男の子が 話しかけてきた。
浜野 誉
百花
突然話しかけられて変な感じに 大きい声を出してしまった。
浜野 誉
百花
百花
浜野 誉
浜野 誉
百花
百花
その時 背筋が凍った。
なんだ、さっきの嫌な空気。
嫌な予感しかしない。
浜野 誉
百花
浜野 誉
浜野 誉
浜野 誉
百花
浜野 誉
百花
久しぶりの男子だから 話し方が分からない...
というか、この人大丈夫な人かな。
でも、話してみると なんとなく気があった。
私の話も聞いてくれた。
私の話も正直に話した。
百花
百花
浜野 誉
浜野 誉
浜野 誉
百花
百花
百花
百花
浜野 誉
誉さんには色んな事を相談出来た。
勿論私も誉さんの相談に乗った。
やっぱり、恋愛の価値観って人それぞれ 違う物なんだと実感した。
私は英君と帰りたいが為に ずっと外で待っていた。
英くんと早く喋りたいな。
そうしているうちに、
やっと英くんが来た。
百花
部活終わりでまた違う ビジュアルがありかっこいい。
百花
百花
国見 英
百花
やった、 一緒に帰れる。
久しぶりに英くんの隣を歩く。
やっぱ心地いいな。
百花
何を話そう。
話したい事がありすぎて、 まともに喋れない。
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
なんだこの沈黙。
沈黙の後英くんが口に出した言葉
国見 英
それだけだった。
いつも英くんなら、好きにすればと 照れくさそうに言うのに
私、何かしちゃったかな。
何をしてしまったか覚えていない。
百花
百花
国見 英
百花
百花
百花
百花
百花
ずっとこのまま なんて絶対に嫌だ。
英くんの気持ちを聞かないと。
国見 英
百花
国見 英
そう言って英くんは私の手を取った。
百花
百花
ほんとにどういうこと。
さっきの反応は何、
訳が分からない。
と英くんに呆れている
半分
英くんに握られている 右手がやけに熱いのが気になる。
あー、ほんとに 英くんは魔性の男。
ずるい。
私ばっか好きになっていく。
家に着いた途端に 彼は私を玄関に押し倒す。
百花
私の言葉など聞く暇もなく、
英くんは私に強引なキスをした。
いつもと違うキスだった。
全然
甘くない。
とても、 熱い熱いキスだった。
百花
百花
百花
国見 英
百花
急に私の知らない話になった。
彼奴?
誰の事?
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
そう言って彼は 私の首筋に噛み跡を付けた。
百花
痛い。
痛いけど、
でも、
私にはそれくらいが 丁度良い。
百花
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
私は嬉しいばかり 英くんにキスをした。
彼は照れて目線を逸らした。
煽んなという英くんの顔を見て、 可愛いと感じてしまう私。
でも、ほんとに嬉しいな。
英くんでも、 嫉妬してくれるのも嬉しいけど、
それよりも嬉しいのは、
英くんの気持ちを伝えて くれることが何よりも嬉しい。
百花
百花
国見 英
百花
百花
結構勇気出して誘った。
色んな意味で
やっぱり、真面目な英くんは 流石に断るか___
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
ちゃんと、英くんに伝わっていた。
この時やっぱり、言葉を伝えることって、 本当に大切だと実感した。
この後私は、 両親の元に会いに行った。
やっぱりすれ違いがあった。
お互いダメな所もあった。
でも、
そういう所を全部含めて
私の事を”愛してる”と そう伝えてくれた。
謝罪をして欲しいわけじゃなかった。
私はただその言葉を 聞きたかっただけなんだと分かった。
その時涙が止まらなかった。
やっぱり、人と人は言葉で 成り立っているんだと、そう思った。
伝えようとしないと伝えられない。
聞こうとしないと納得出来ない。
言葉1つで、 大きく変われる。
言葉は本当に偉大なものだ。
だから、私も言葉を大切にしたい。
この先、楽しいこと ばかりだけではない。
辛いことも、悲しいことも、ある。
絶対に溜め込んじゃダメ。
そういう事をちゃんと 伝えられる人を見つけよう。
いないじゃなくて、 自分から見つけに行くんだ。
人生100年
この人生の中で人に関わらない ことなんて絶対にない。
自分から、先に進もう。
そう言う考え方を 出来るようになったのも、
全部全部全部
英くんのお陰。
時には、塩すぎる時もあった。
甘い時も、酸っぱい時もあった。
でも、そこを含めて
大好き。
そして、
私は貴方を
愛してる。
END
皆様「塩な男の堕とし方」を最後まで 御愛読して頂き本当に ありがとうございました。
語彙力の無さや、変な所もありながらも 皆様が支えてくれたお陰で 最終回まで頑張れました。
コメントやハート、小さい事かも しれないけど、それが私にとって とても心に残る事です。
ほんとに、嬉しいです。
皆様、これからも未熟者の哀ですが、 どうか温かく見守ってください。
momoka
momoka
塩な男の堕とし方 [完]