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1 - 思い立ったが吉日

♥

150

2022年09月02日

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トンビ

このお話は姉が提供してくれたシチュエーションを題材に作りました

トンビ

「思い立ったが吉日」→「飛び降りる」→「仲間が駆けつける」→「仲間が駆けつけるのを見送りだと勘違いする」→「仲間が飛び降りるのを阻止しようとして手を伸ばすのを手を振ってくれているのだと思って振り返す」→「飛び降り失敗」→「みんなが泣く」

トンビ

って言うのを事細かく教えてくれて書きましたw

トンビ

少し伝わりにくいかもしれませんが見るだけ見てってください!

トンビ

では本編どうぞ

別に嫌なことがあったわけではない

辛いことがあったわけでもない

なんにもない

ただ、本当に、

必然的に

突発的に

ふと

思った

「死にたい」

と。

昔ひとらんらんから聞いたことがある

「思い立ったが吉日」

確か

思いついたことはその日が吉日としてすぐ取りかかるのが良い。

みたいな意味だった気がする

いつの間にか屋上に来ていた

sho

思い立ったが吉日…

俺はそう呟いて屋上の縁に立つ

そして

飛び降り

ようとした時

………!!……!……………!!! ……?……………!!…!

後ろから誰かの声が聞こえた

後ろを振り向く

sho

あ、みんな

俺の仲間。 それも全員が揃ってそこにいた

みんながこちらに走ってくる

sho

ほんま、嬉しいわぁ

みんなの顔はよく見えない

みんなの声はよく聞こえない

だけど、みんなの方を向きながら

俺は今度こそ

飛び降りる

みんなが手を、俺の方に向けた

最後を仲間のみんなに見送られて死ねるなんて

本当に今日は吉日だ

そう思いながら俺も手を振りかえす

sho

ありがとな!みんな!

そう言ったら目を瞑って

待っているのは

ガシ!

突然足に何かが巻き付いた

驚いて目を開ける

足の方を見ると

sho

グルッペン…?

グルッペンがしがみ付いていた

グルッペンの奥を見ると、他のみんなもいる

sho

みん…な、

…………!!…………………!!!!

グルッペンが何かを叫んだ

………!!!

みんなが何かを答える

すると

俺は地面ではなく、空の方に上がっていった

……………………!!!!!!

その間、みんなはずっと何かを叫んでいて

俺は今の状況に混乱して 目をもう一度、強く瞑った

ふと足に地面の様な感触がして、目を開ける

そこは先程飛び降りた屋上だった

sho

なん…で、

するとみんなが抱きついてきた

頭を撫でられて

強く抱きしめられて

sho

んふふ、どうしたん?みんな?

みんなは何も答えない

だから俺は、黙ってみんなに抱きつき返した

でも、

sho

そっか

みんなに聞こえない声で呟く

sho

今日は吉日じゃなかったみたいやな

だって

みんなが泣いているから

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

ん……??あ、え…… 言葉選びが神がかってるんですが!?!?ヤバイ好きすぎてやばやばのヤバです⭐(?) やっぱり天才ですわ……

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