10月7日
メンバーの誕生日でもあって
彼女の誕生日でもある
俺にとってとても大事な日
jp
jp
というリーダーの言葉で
俺の彼女…etさんのサプライズが決定した
サプライズの内容は
etさんがいない間に、リビングを綺麗に飾ったり
食べきれないほどの料理を用意したりすること
mf
jp
hr
hr
yan
ur
yan
urの言葉でハッとする
どうしよう…せっかくの彼女の誕生日だし…
でも『俺がやる』みたいなこと言ったら
付き合ってること最悪の場合バレるし…、
yan
jp
jp
na
na
yan
tt
sv
次々とみんなが『賛成』と、言ってゆく
jp
yan
『naさん1人だけじゃ不安だし、俺も行くわw』
みたいな、言葉を考えたけど
yan
今さら、俺がよかっただなんて
俺のほうが、etさんのこと楽しませてあげれるかもしれないのに
だなんて…、
そんな気持ちで迎えた
etさんの誕生日
jp
jpが目でnaさんに合図を送る
na
事前にetさんと出掛ける約束をしたnaさんは
etさんに向かってそう伝える
et
na
et
yan
それ…俺とのデートより楽しみにしてない?
あんなに笑顔で『楽しみ!』なんて言ってもらったことないし…
yan
tt
tt
yan
顔に出てたかな…
でも、嫉妬してただなんて…口が裂けても言えないし…
yan
dn
yan
jp
yan
よかった…俺、いつも通りみたい
na
et
jp
tt
ur
etさんが笑顔でリビングから出ようとすると
俺とパチッと目が合う
yan
そっと手を上げて
etさんに向かって手を振る
yan
するとetさんはほわっとした可愛い笑顔で
優しく振り返してくれる
そして、そのままリビングから出ていった
yan
え、なに今の笑顔…
……可愛すぎるでしょ
jp
jp
yan
jp
yan
jp
危ない…etさんに見惚れてたことバレたら終わるぞ…
jp
橙色の風船でリビングを飾ったり
ご飯をデリバリーしたり
みんなでチョコケーキを作ったりして
いつの間にか時間がどんどん過ぎていった
jp
tt
ur
準備が終わり
jpがnaさんに連絡する
yan
大丈夫
後はプレゼントを渡すだけ
プレゼントの中身は、ちゃんとメンバーとしてのetさんじゃなくて
恋人としてのetさんに向けて考えた
だから、大丈夫
na
et
2人の声が聞こえると
みんなが一斉にドア付近に集まる
ドアを開けた瞬間に、クラッカーを鳴らして
誕生日会を開始する
これももちろん、サプライズ
na
et
どんだけ食ったん?
と、思いながらも…どんどん声が近づいてきて
ついに、ガチャッとドアが開く
パンッ!!
みんなが一斉にクラッカーを鳴らす
et
「「etさん、誕生日おめでとう!!」」
et
jp
et
tt
etさんは大きく目を見開いて
とても驚いている様子だった
et
et
jp
ur
et
そう言って柔らかく微笑む
その可愛い笑顔を見ると、頑張った甲斐があったと思うけど
その笑顔、他の奴らにも見せてると思うと
yan
胸がズキリと痛んだ
naさんと出掛けたときも、今も
ずっと俺だけが嫉妬して…
etさんは、そんなことなんにもわかってなさそうで…
yan
俺の気持ち、わかってくれないな…
それからプレゼントを渡して
みんなでご飯を食べることになった
yan
et
確かに…お酒が飲めるようになって1年経ったけど…
yan
また、俺の気持ちわかってくれない
だからと言って、どうせ説明しても意味わかってくれなさそうだし
etさんのことを見守りながら、食べることになった
jp
na
tt
clptが結成する前から知り合っていたこの3人は
昔のetさんを思い出しながらそう語る
俺は、clptが結成されてからetさんと知り合ったから
なんだか…何もかもがみんなに負けてるみたい
et
ur
yan
urもなぁ〜…
etさんと仲良いよな…
今もちゃっかりetさんの横座ってるし
俺は向かいの席で眺めてるだけって…
yan
だめだ…また嫉妬してる…
頭をガシガシと掻いて
今考えてたことを忘れさせる
数時間後
俺以外のみんなはすっかり出来上がっており
周りがぎゃーぎゃーと騒いでいる
sv
tt
no
na
tt
yan
そう思いながらチラッと視線をetさんへ向けると
et
jp
etさんがjpの服の袖を掴んで
頭をjpの肩に預ける
yan
et
jp
yan
あの二人の雰囲気が、違う
なんか…甘い雰囲気みたいな…
jpは、普段ふざけてるけど、実はめちゃくちゃ頼りがいがあるし
大人の余裕感がすごいし…
俺には真似できない良さがめちゃくちゃある
yan
et
jp
そう言いながらjpが手を動かす
嫌な予感がして、咄嗟に声を出した
yan
et
jp
tt
no
na
tt
dn
yan
頭が真っ白になる
なにも考えられなかった
だから、なにも考えずに、気付いたら思いのままに行動していた
yan
yan
jp
yan
jp
etさんの隣まで移動して
そっと声を掛ける
yan
et
yan
etさんの手を掴み、ぎゅっと握る
yan
etさんの手を引っ張って、リビングを出ていった
ガチャッと、etさんの部屋の扉を開けて
そのままetさんをベッドに座らせる
et
上目遣いで、舌っ足らずで話す姿
めちゃくちゃ可愛い…可愛いんだけど
今は、それよりも大事な話がしたくて
yan
そう言って、etさんの隣に座る
et
そう言って、俺の指とetさんの指を絡めさせてくる
yan
胸がドキッと音を鳴らす
脈がどんどん早くなる
頭にどんどん血が上っていく
yan
だめだ…気を取り直せ
yan
yan
息をそっと吸って
yan
et
et
笑顔でそう伝えてくれるetさんに心を奪われるが
深呼吸をして、話を続ける
yan
et
yan
嫌だったこと
嫉妬したこと
全部全部言って
全部全部聞きだせ
etさんの、本当の気持ちを
yan
yan
et
yan
yan
yan
yan
et
yan
yan
yan
yan
et
yan
yan
et
et
et
etさんが何か言いかけて
ハッとして口を手で押さえる
yan
etさんから絡ませてくれた手を、そっと握って力を込めて
目をしっかりと捉えて
et
yan
et
etさんが意を決したように口を開ける
et
et
yan
yan
予想外の言葉すぎて
思わず聞き返す
yan
et
et
et
yan
yan
et
et
et
yan
思ってた理由と全く違って
なんなら何倍も可愛い理由で
yan
あんなことで嫉妬してた自分が恥ずかしくなるくらい
etさんは、ちゃんと俺のこと好きでいてくれてて
yan
それに、安心した
目線をちらりとetさんに向けて
etさんの顔をじっと見つめる
yan
et
et
ボソッと、そう呟く声が聞こえる
yan
et
yan
それなら…と、思い
まだ繋いでいる手を引っ張る
etさんが俺に向かってドサッと倒れ込んできて
繋いでいない方の手をetさんの背中に回す
et
yan
いわゆる、ハグ
etさんと、初めてハグをした
全身が密着して、胸の音が聞こえて
etさんが俺の腕の中で恥ずかしがっていて
et
yan
お互いの熱が伝わって
体中が熱くなる
et
yan
あわよくば、この流れのままキス…までいこうとしたけど
etさんはすでにめっちゃ照れてるし…
また、今度でいっか
yan
et
et
好きって言ってほしくて、そう聞いたが
案の定照れて言ってくれなかった
yan
et
yan
et
yan
そう言って、etさんの頭を撫でる
yan
et
yan
yan
yan
et
etさんが耳まで赤く染まる
yan
yan
et
etさんの熱が俺まで伝わる
心臓の音が聞こえる
鼓動が速い
その音は、俺なのか…etさんなのか
あるいは、どちらともか
yan
やっと、俺らは一歩進めたんだ
手を繋いで、ハグをして
この先に進むには、まだ時間がかかるだろうけど
yan
yan
これからも、絶対離れないから
yan
コメント
3件
この話最高です! 色んな絡みが見れた(ΦωΦ)フフフ… etさん大好きなのでなんか自分も嬉しいです!(は? りりるさんも活動?頑張ってください!
etさん誕生日おめでとうございます!🎉🎉 etさんは可愛いし優しいし…もう本当に大好きです!🥹💓 これからも一生推し続けます!!🥹💕💕