コメント
1件
今回も神ってる✧ \\ ٩( '神' )و // ✧⤴⤴⤴
ショッピ
思ったより弟くんは彼女のことが嫌い…?みたいだった
……一体
いったい彼女は弟くんにどんなことをしたんだ!
こんな可愛い弟おったら可愛がるで!
お小遣いは毎月5000円あげるし、毎日遊んでやるし毎日ゲームしてやるし
……て、そんな話じゃなくて
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
ショッピ
うーん…話してくれないかな
ショッピ
シャオロン
ショッピ
ショッピ
ショッピ
シャオロン
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
あぁ、これは…思春期あるあるだな
周りと自分を比べて劣等感を抱く
それに自分は大人だと、大人な考え方をするようになったと思い込んでしまうんだよな
だけど周りからしたら子供で
俺は大人なのに…!ってなるよな
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ショッピ
ショッピ
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
ショッピ
シャオロン
陽菜乃
近くで声がして、俺はその方向に目を向けた
彼女が近くに来ていた
もう…多分話せるのは今しかない
だったら一か八か……
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
ショッピ
シャオロン
姉ちゃんは嫌い
姉ちゃんはいつも俺を子供扱いする
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
陽菜乃
ショッピ
ショッピ
陽菜乃
陽菜乃
ショッピ
いつも俺に付きまとって、うざい
冷たい態度をとっても、姉ちゃんはニコッと笑ってた
当たり前の存在
いつもそこにいて、いつも俺を見てくれる
ショッピ
その日は、朝早く目が覚めた
玄関のほうで物音が聞こえて、引っ張られるようにその音の方へと向かった
陽菜乃
陽菜乃
姉ちゃんが制服を着て、家を出ようとしていた
ショッピ
いつもなら母さんに怒られて起きてくるのに
そんな姉ちゃんが5時頃、制服で、学校に行くわけがない
陽菜乃
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
陽菜乃
陽菜乃
そう言って、俺の頭を撫でる姉ちゃん
ここでも子供扱いだった
俺は、姉ちゃんの手を跳ね除けた
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
あ
ああ
俺は取り返しのつかない言葉を……
怖くなった俺はその場から逃げて自分の部屋に行った
こんな風になっても、帰ったらいつものように付きまとってくるはずだ
いつものように
……いつものように
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
消えろなんて思ってない
ウザイなんて思ってない
キモイなんて思ってない
ショッピ
たった1人の俺の姉ちゃん
消えないで
そばにいるなら
また俺の名前を呼んで
ごめん
ごめんなさい
俺のたった1人の姉ちゃん
嫌いなんかじゃなかった
陽菜乃
ショッピ
ショッピ
ショッピ
弟くんは、大粒の涙を流しながら泣き始めた
ひまわりが太陽の光を求めるように
届くことはない光を
求めていた
シャオロン
ショッピ
陽菜乃
ショッピ
シャオロン
シャオロン
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
ショッピ
陽菜乃
彼女は顔を伏せ、表情を見ることが出来なかった
彼女は呼んでいるんだ
弟くんの名前を、必死に呼んでいるんだ
だけど届かない
届きそうで届かないんだ
こんなにそばにいるのに、隣にいるのに
伝えても届くことはない
だけど
俺がいる
俺は、彼女の思いを伝えるんだ
シャオロン
シャオロン
ショッピ
陽菜乃
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ショッピ
陽菜乃
シャオロン
陽菜乃
陽菜乃
陽菜乃
彼女は、いつまでも弟の頭を撫でた
どんなに撫でても届かない、手のぬくもり
ショッピ
シャオロン
ショッピ
ショッピ
陽菜乃
陽菜乃
そう言った彼女の顔は
「前川 陽菜乃」じゃなく
「姉」の顔だった