TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

さよなら

一覧ページ

「さよなら」のメインビジュアル

さよなら

1 - さよなら

♥

1,073

2022年03月02日

シェアするシェアする
報告する

どうも❕ ぷ。です

今回はちょっぴり 長い話になってしまいました🙇🏻‍♀️

そして、やっぱり私は センチメンタルな話が 好きなんだなぁと つくづく思いました笑

それでもいいよって方は 読んでくださると嬉しいです🤍

そしてそして、

いつもいつもコメント ありがとうございます❕❕❕

たまに返信しきれてなかったりするので、見逃してしまってたらごめんなさい😢

みなさんとコメントで話してると これからも頑張ろうって 元気もらえます💐‪‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱

本当に感謝いっぱいです⸜ ✩ ⸝‍

長くなってしまって すみません(--;)

では、どーぞ🎁

るくん

じゃあ、さよなら

電車に乗った君に 笑顔で手を振った

こくん

...うん、じゃあね

君は何か言いたそうな顔して 僕に手を振り返した

こくん

あのさっ...

君が口を開くと同時に 電車のドアが閉まった

これで君との関係も 終わりを告げた

最後になんて言おうと したのだろう

1人の帰り道で 君のことを思い出していた

ポケットの中から スマホを取り出して

君の連絡先を探す

今まで誰よりも話していたから 簡単に見つかった

それも今日で終わりだ

トークを開いて “何を言いかけてたの?” と打って

送らずに消した

るくん

はぁ...

るくん

今日はコンビニで
お酒でも買って帰るか...

スマホをポッケにしまって コンビニへ向かった

るくん

ただいま...

誰もいない部屋に ぽつりと呟く

何となくテレビをつけて 手を洗い、お風呂を沸かす

コンビニ袋の中から 缶ビールとおつまみを 取り出してソファに座った

君が好きなドラマがやっていた

前に録画し忘れて君が 不機嫌になったのを思い出し

るくん

あ、録画しないと

テレビのリモコンを手に取って すぐに予約画面を開いた

しかし、僕は我に返って そっと画面を閉じた

るくん

もう録画しなくて
いいじゃん...

君の不機嫌な顔は もう見ることはないんだった

手元にある缶ビールを 一気に体の中に流し込み

ずっと我慢していた涙を そっと拭った

るくん

ころちゃん...

るくん

別れたくなかったなぁ...グスン

駅のホームで手を振った時

僕はふと思った

君に告げたさよならは

君を好きな僕に向けた 別れの挨拶なのだと

もう、君のことなんて 忘れるべきだと

心に言い聞かせていた

るくん

忘れられないよ...グスン

周りを見渡せば 君を思い出させるものばかりで

簡単に君を消すことなんて できないよ

君との出会いは 数合わせに呼ばれた合コンだった

と言っても飲み会のような 人が集まる場は苦手で 全く乗り気ではなかった

しかし断るのが苦手な僕は 上手く返事ができず 参加する流れになってしまった

案の定、馴染むことができず 隅っこの席で携帯をいじっていた

画面の左上の時刻を見て あと少しで終電が 無くなることに気づき、 僕はそっと荷物をまとめた

こくん

帰るの??

声をかけてきたのは 女の子から分かりやすく チヤホヤされていた 君だった

るくん

あ、はい

るくん

もうすぐ終電なので

そっと財布からお金を出して テーブルに置く

るくん

ここ、置いていきますね

るくん

じゃあお先に失礼します

こくん

あ、待って

こくん

俺も帰る!!

君はそう言って 大きな声でみんなに 帰ることを告げた

女の人たちは残念がって 縋り付く人もいたけど

君は笑って振り払っていた

こくん

ほら、行くよ??

るくん

あ、はい...!!

そして僕らはその場をあとにした

るくん

あんな急に帰っちゃって
大丈夫だったんですか??

早足で進む君に 必死で着いて行きながら 君に問いかけた

こくん

あ〜!!いーのいーの!!

こくん

僕、数合わせで呼ばれた
だけだからさ

るくん

そうなんだ...

こくん

君はなんでもっと
早く帰らなかったの??

るくん

へ?

こくん

あんなつまんない合コン
すぐ帰れば良かったのに

そう言われればそうだ

もっと早く帰れば良かった

だけど、こんな時間まで あの場所にいたのは

きっと君と話したかったからだ

何となく君を目で追っていた

みんなの中心にいながら 全体をよく見ていて

るくん

ジンジャエール

るくん

ありがとうございました

こくん

あ、いいよ笑

お酒が苦手な僕に気づいて こっそりジンジャエールを 頼んでくれていたり

とても気が使える人だった

こくん

あんな酷い顔して
お酒飲んでたら

こくん

誰だってジュース頼むでしょ笑

るくん

そんな酷い顔してました!?

無意識に僕は 酷い顔をしていたらしい

それを言われて 急に恥ずかしくなった

こくん

名前教えてよ

るくん

るぅとです...

こくん

僕、ころん!!

こくん

るぅとくん今日僕の家来ない??

るくん

え!?

こくん

なんかるぅとくんとは
気が合いそう!!

そう言われ、僕は 家とは反対方向の電車に乗った

こくん

適当に座って〜

るくん

お邪魔します...

なんだかんだ 君に言われるがまま 着いてきてしまった

終電はもうない

こくん

あ、このドラマ面白いんだよ!!

画面に映し出されたのは 恋愛ドラマだった

るくん

こういうの観るんですね

こくん

あ、引いた??笑

意外だった

君はモテそうだから 恋愛なんてもう飽き飽き だろうなと思っていた

るくん

いや、僕もこういうの
好きなんです...

初めて誰かに教えた

僕の好きな物が 君と一緒で嬉しかった

こくん

え、まじで??

こくん

じゃあ、この前の映画のさ

るくん

あ、観ました!!

こくん

遊園地のシーンとか最高だよね!!

るくん

分かります!!

るくん

影響されて今度行こうと
思ってて...!!

気づけば僕らは 身を乗り出して話していた

るくん

あ、急にすみません...

ふと我に返り座り直すと 君は目の横にシワを作って 嬉しそうに笑った

こくん

僕も...笑

こくん

行こうと思ってた笑笑

つられて僕も笑った

すごく楽しかった

合コンはクソほどつまらなかったけど

君に会って 運命の日になった

そしてあの日から 当たり前のように 毎日2人で遊んだ

そんな僕ら2人が 付き合ったのは自然な事だった

るくん

はぁ...

携帯の写真フォルダには この後離れるなんて 想像もしてない僕らがいた

子どものように はしゃいでる君

眠っている横顔

友達と飲み会をすると 言ったら拗ねて怒ってる君

恋愛映画で 大泣きをしている君

画面をスクロールする度に 色々な君がいた

るくん

好きだなぁ...グスン

どんな君も大好きだよ

今もずっと 変わらずにいるよ

どんなに体に アルコールを流し込んでも

今日だけは酔えなかった

そっと空き缶を片付けて 眠りにつく準備を始めた

湯船に浸かって 来るはずのない連絡を じっと待っていた

るくん

電話かかってこないかな...グスン

泣きながら携帯を見つめる

どんなに待っても 真っ黒な画面のままだった

酔ったフリをして 電話をかけてしまおうと

君の連絡先を開いては 閉じてを繰り返した

結局何も出来ないまま お風呂からあがった

布団に入ったが 目を瞑っても眠くならなかった

いつもは君の声を聞くと 不思議と眠くなって すぐに眠ってしまっていた

そんなことを考えていたら 余計君を思い出して 眠れなくなる

いっその事、 僕のことを嫌いだと 言って欲しかった

るくん

綺麗なままで
終わらせないでよ…グスン

大好きな君のままで 終わりを告げないでほしかった

ごめんね、と 謝られることが 1番辛かった

るくん

ずるい...ずるいよ...グスン

泣いても泣いても 僕の記憶から 君が薄れることはなくて

染み付いてしまった君は 擦れば擦るほど広がって

思えば思うほど 僕の心に大きく空いた穴が 蝕まれて痛みを伴った

ブーッブー

突然電話がかかってきた

るくん

もしもし??

僕は何もなかったように 平気そうな振りをした

こくん

酔っちゃった〜

こくん

ねぇ、

こくん

るぅとくん...グスン

もう泣いてるじゃん

やっぱり君は 嘘つくのが下手だ

るくん

どうしたんですか??

だけど僕は

いつもみたいに 気付かないふりをしてあげた

こくん

僕さ...グスン

耳元で君の すすり泣く声が響いた

そんなの聞いたら せっかく我慢してたのに 溢れちゃうじゃん

るくん

うん...グスン

こくん

好きだよ...グスン

こくん

忘れられないよ...グスン

こくん

ずっと一緒がいいよ...グスン

るくん

僕もだよ...グスン

なんで今更言うかなぁ

そんなこと言われたらさ

忘れたくなくなっちゃうじゃん

こくん

遠距離でもやっぱり...グスン

こくん

るぅとくんと
付き合ってたい...グスン

るくん

え...

あんなに遠距離恋愛は 出来ないと言っていた君の口から その言葉が出るとは思わなかった

付き合って少し経った時

君の家で 遠距離恋愛の映画を観ていた

こくん

僕さ〜、絶対遠距離恋愛とか無理

るくん

あ〜、僕も
そう思います

君に体を預けながら 毛布を被っていた

隣にいると君の柔軟剤の香りが 漂ってきて、なんだか安心する

こくん

もし、離れることに
なったらどうする??

るくん

え〜...笑

るくん

想像つかないなぁ...笑

あの時は笑っていたけど 本当にそうなると余裕なんか どこにもない

こくん

ずっと一緒がいいなぁ

るくん

僕もです

笑いかけると 君は少し恥ずかしそうに 俯いて照れていた

君との過去を思い出していた

こくん

るぅとくん...グスン

君が僕の名前を呼んだ時 ふと我に返った

るくん

やっぱり...

るくん

寂しいです...グスン

距離は関係ない

君と離れることより 君を忘れることの方が よっぽど寂しい

思い出になんか出来ない

こくん

ごめん、るぅとくん...グスン

こくん

別れたくない...グスン

また君は謝った

だけど、嬉しかった

本当はずっと待ってた

君が別れたくないと 言ってくれることを

こくん

僕ね...遠距離になってるぅとくんが僕以外の人のこと好きになるかもしれないからさ

こくん

一緒にいてあげられないのに
縛るなんて自分勝手かなって思って

こくん

本当は離れたくなかったけど

こくん

別れよって言ったんだ...グスン

こくん

でもさ僕の生活の中に
るぅとくんが溢れててさ...グスン

るくん

もう、分かりました...グスン

君が考えてることは 僕と一緒だった

こくん

僕らなら距離なんか
遠くても大丈夫

いつも少し頼りない君だけど

大事な時は まっすぐに向き合ってくれる

やっぱり

るくん

好き

好きという言葉だけでは 僕の気持ちは現せないけど

これからも君の心の傍で 少しづつでも伝えていきたい

こくん

るぅとくんありがとう...

こくん

愛してる

きっと愛に 距離なんか関係なくて

離れていても 愛は育まれるものなんだ

ねぇ、ころちゃん

さよならはきっと 始まりの合図だよね

こくん

これからもよろしくね

るくん

こちらこそ

僕らは気づかないうちに 大人になっていたんだ

この作品はいかがでしたか?

1,073

コメント

36

ユーザー

ブクマ失礼します🙇‍♀️🙇‍♀️

ユーザー

凄く感動しました。 私は恋愛経験がないけど,自分が好きな人と遠い距離だったら結構しんどいだろうなぁと思いながら読ませて頂きました✨

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚