なろくん
スマさん
なろくん
なろくん
スマさん
なろくん
なろくん
スマさん
なろくん
なろくん
なろくん
なろくん
スマさん
スマさん
スマさん
スマさん
なろくんが家を出る日がきた。
なろくんはいっぱいものを買うから 家の装飾品の殆どがなろくんのものだった。
向こうから言い出したからそのままに してくっていってたけど そのままにされるとかなりきつい。
一つ一つに思い出があって 見るたび思い出してしまうから。
なろくん
なろくん
なろくん
なろくん
なろくん
そう言ってなろくんはでていった。
声も
スマさん
顔も
なろくん
不器用なとこも。
スマさん
なろくん
スマさん
全部
全部
きらいじゃないんだ
でもね
ドライフラワーみたいにさ
スマくんとの想い出も
色褪せると思うんだよ。
多分なろくんじゃなくてよかった。
もう泣かされることもないし!!
ぼくばっかなんて言葉もなくなった。
人って呆気ない。
あんなに悲しかったのに。
時間がたったら忘れていく。
新しい人と並ぶ君は
ちゃんとうまくやれているのかなぁ?
なろくん
もう顔もみたくないからさ
変に連絡してこないでよ。
送られてきたLINEのメッセージを
ただただ繰り返しスクロールして
なろくんのいた日々を想い出す。
「都合がいいのは 変わってないんだね」
そんなこと言えるはずもなく
無視することもできずに
ちょっと返事。
声だって
顔だって
不器用なところだって
駄目なところも
全部。
ぜんぶ。
多分
いまも
嫌いじゃない。
けど気づいてしまった。
ドライフラワーのように
時間が経っていくうちに
その気持ちも色褪せていくことに。
スマくんが離れて行くのが怖かった。
だから
自分が離れればいいのだと。
スマくんの気持ちなんて考えられなかった。
月明かりの中あてもなく歩き回る。
スマくんと初めて出逢った信号。
あぁあの時も
ぼくは死のうとしてたんだっけ
月明かりのなかなろくんを探す。
あってどうする、とか
拒絶されたら、とか
考えられなかった。
なろくんを見つけないと
取り返しのつかないことになる
なろくんと初めて出逢った信号。
なろくんがいた。
なろくんだけが浮いて見える。
スマさん
初めて出逢った時
なろくんは死のうとしてたっけ
スマさん
車が来る
暗闇にぼくの大好きな人が浮かぶ。
幻覚さえ見えてきたみたい。
きっと自分はどうかしてる。
スマさん
スマくん、、、?
まさかね
あぁぼくは
スマくん
スマくん
スマくん
大好き
声だって
顔だって
不器用なところだって
全部
ぜんぶ
だいっっきらいだよ!!!!
まだ枯れない花を
君に添えてさ。
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
なろくん
抱えていてよ
コメント
2件
めちゃ感動しそうになった(இωஇ`。) てか感動してる(இωஇ`。)
ぎゃぐッ゛ドライフラワーの曲パロかきたくなりました、、