死神の花嫁
桃赤
「残り余命半年ですね‥」
「治療で1年、生きられるかもしれませんが‥どうします?」
そんなことを言われた。
でも、俺はどうも思わない
だって、家族には捨てられた
愛してくれる人はいない
なら、死ぬしかない。
赤
治療は受けません。
赤
半年生きれれば満足です。
そう言うと、看護師や医者に 「もう少し考えよう」と言われたけど、
俺は、もう考えることはない。
半年も生きなきゃいけないのも辛いくらいだから…
夜中の二時。
こんな時間に起きてしまうのは初めてだ。
寝ようにも寝つけなくて 外の街灯を眺めていた。
その時、俺の目の前に 黒い奴が現れた。
赤
誰ですか?
霊?それとも夢?
黒い奴
俺が見えんの?
赤
は‥?
何言ってんだコイツとはなったけど
要するに霊ってことだなってなった。
黒い奴
こんばんは。赤
赤
?!
赤
なんで、名前を…
黒い奴
それは後。
黒い奴
俺は桃!
桃
宜しくね☆
凄いパワフルな奴…
赤
で、?
赤
お前何者?
赤
なんで俺の名前を知ってるの?
桃
まーまー!
桃
落ち着いて?
桃
質問が多すぎるよw
落ち着けるかっつーの
赤
…何者?
桃
んー、まぁ、
桃
死神だよ。
赤
え?
死神って、、
命を狩りにくるんじゃ?
桃
怖がらなくて大丈夫だよ
桃
死神って変な噂とかあるけど、
桃
死まで見守ってあげるだけだから。
赤
ほう‥なるほどね
俺の死まで一緒に居てくれるってわけか
赤
死神だから、名前を知ってたんだ?
桃
まぁ、そゆこと!
桃
ってわけで、半年宜しくね!
赤
うん、?
好評だったら、続かせたいなみたいな‥?