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死神の花嫁

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死神の花嫁

1 - 死神の花嫁[1]

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2023年06月19日

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死神の花嫁

桃赤

「残り余命半年ですね‥」

「治療で1年、生きられるかもしれませんが‥どうします?」

そんなことを言われた。

でも、俺はどうも思わない

だって、家族には捨てられた

愛してくれる人はいない

なら、死ぬしかない。

治療は受けません。

半年生きれれば満足です。

そう言うと、看護師や医者に 「もう少し考えよう」と言われたけど、

俺は、もう考えることはない。

半年も生きなきゃいけないのも辛いくらいだから…

夜中の二時。

こんな時間に起きてしまうのは初めてだ。

寝ようにも寝つけなくて 外の街灯を眺めていた。

その時、俺の目の前に 黒い奴が現れた。

誰ですか?

霊?それとも夢?

黒い奴

俺が見えんの?

は‥?

何言ってんだコイツとはなったけど

要するに霊ってことだなってなった。

黒い奴

こんばんは。赤

?!

なんで、名前を…

黒い奴

それは後。

黒い奴

俺は桃!

宜しくね☆

凄いパワフルな奴…

で、?

お前何者?

なんで俺の名前を知ってるの?

まーまー!

落ち着いて?

質問が多すぎるよw

落ち着けるかっつーの

…何者?

んー、まぁ、

死神だよ。

え?

死神って、、

命を狩りにくるんじゃ?

怖がらなくて大丈夫だよ

死神って変な噂とかあるけど、

死まで見守ってあげるだけだから。

ほう‥なるほどね

俺の死まで一緒に居てくれるってわけか

死神だから、名前を知ってたんだ?

まぁ、そゆこと!

ってわけで、半年宜しくね!

うん、?

好評だったら、続かせたいなみたいな‥?

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