病院のベッド
バタバタバタ バンッ
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航平
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航平
貧血?みたいな
航平
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航平
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それから航平は 念の為、検査入院し それ以降学校に来ることはなかった
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航平
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航平
陽に焼けた褐色の肌は 日に日に白くなってゆき
眩しかった笑顔は 弱々しいため息に変わった
それでも俺は航平が好きで
いつかまた元気になった航平と 同じキャンパスを歩く日を夢見てた
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カンニングしたのかーってw
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航平
頑張ってんだ?
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受けなきゃなんねーし?
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毎日お前を監視する!笑
航平
航平
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航平
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航平
言ったのにな
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航平
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早く元気になれよ
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航平
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航平
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絶対受かってみせるから!
航平
痛そうに笑ったこの時の顔を 俺は一生忘れられない
この三ヶ月後、 航平は空へと旅立っていった
一人世界に取り残された俺は 航平と夢見た大学へ入学した
航平がいない毎日は ただただ虚無感でいっぱいで
航平がいない 授業、サークル、飲み会 その全てが幻のようで
見えない航平の姿を ひたすら探し続けていた
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なんも考えてねえな
入学してすぐ俺に 付き纏ってきた💜は 唯一心を許せる友人だ
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そろそろなんか動き出さねーと
やばい…かも?
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そんな話をしていた矢先 大学構内の掲示板が目についた
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バイト入れちゃったわ
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インターン開始から 数日後
❤️
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❤️
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❤️
❤️
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なんかあんの?
❤️
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俺も頑張るわ
なんだか不思議な感覚だった
航平が生きて目の前にいる
そう錯覚してしまうくらい ❤️と航平はよく似ていた
❤️
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❤️
驚かせてやろうぜ?
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嬉しかった
何年かぶりに 生きている心地がした
To be continued.