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もし日向が本ポジがLだったら

俺にはちょっとしたトラウマがある

元々Lとして夕と一緒にやってた

けど

ある時、いつも通り

じいちゃんの知り合いとバレーの練習をしてた時に

バレーでは聞きたくない音が聞こえた

そう、“ボキッ”って

音がした方を向くと

夕が腕を抑えて蹲っていた

そう、夕は、、

両腕を骨折した、、

それから俺はLをやるのも

他のポジをやるのも怖くなって

俺は、バレーから離れたいや、、

逃げ出した

もう、バレーはやらないって

自分の中で、決めちゃったんだ、、

だから、もうバレーには、

触れないって思ってた

でも、夕にもう一回、もう一度

一緒にバレーやろうって

誘われて、やりたくないとやりたいの気持ちが

半々であって

夕に事情を話したら

『やめたかったら辞めればいいし』

『やめたくないって思ったら辞めなければいい』

って言われて

もうちょっとだけ、あと少しだけ

バレーやろうかなって思ってやってた

気づけばずっとバレーしてた

トラウマのことも忘れて、

でも、また、楽しかったバレーも

楽しくないってまた思う日がやってきた

その日はいつも通りに楽しくまたやってた

とある人物が来てから俺のバレーはまたトラウマへと変わった

夕はいつも通りレシーブ練してて

俺はレシーブ練とスパイク練習してた

でも、また聞きたくない音を聞いてしまった

しかもそれも鈍い音で

それも、自分自身で鳴った音

最初は痛みが感じなかったでも

あとから徐々に痛み出して

俺は、泣き叫んだ

俺にスパイクを狙って打ってきたやつは

クスクスって笑ってた

でも、俺はそれどころでもなかった

腕が痛くて痛くてずっと、泣き叫んでた

骨折って言葉も聞きたくないくらいに泣いた

でも、病院言ったら骨折してた

それも、複雑骨折

聞きたくなかった、、骨折なんて聞きたくなかった

聞いたら、バレーができなくなるから

夕と一緒にバレーができなくなるから

もう、二度とバレーはやらない

関わらないってそこで断念した

こんなに、バレーが辛いならやらない方がマシだって

やっと気づいた

夕には、申し訳ないけど

バレー教室を辞めることにした

それから、俺は部屋に引こもるようになった

やりたいことの無い人生なんか

生きてる意味ないから

死のうと思ったけど

夕に泣きながら止められた

『翔だけは、いなくならないで』って

だから、俺は死ぬ事は出来なかった

それから月日が経って

バレーも逃げるように辞めてから

3年が経って高一になったけど

夕にバレー誘われても

やらないって断った

だって、もう、骨折してるところも骨折もしたくないから

断り続けた

でも、夕俺の事情知ってるのに

勝手に入部届けを出したんだ

入部届けは出てるけど部活には行かなった

何がなんでも行かなかった

少しだけどんな部なんだろうって思って

覗きに行ったら

楽しそうだった

夕が楽しくやってた

でも、俺には関係ないからその場から帰ろうとしたら

影山と月島に

『入部届け出してるなら入れ』って言われて

少しだけの期間って条件付きで

バレー部としてバレーをまた始めた

気づけば数ヶ月が経っていた

期間なんか忘れて

でも、毎日楽しかった

でもその裏には罪悪感があった

バレーを二度とやらないって断念したのに

中途半端で初めて

みんなに申し訳ないって気持ちでいっぱいだった

口には出してないけど心の中でずっと謝っていた

『こんなやつと同じチームでごめんなさい』って

『役立たずなやつでごめんなさい』って

ずっと謝ってた

翔陽

それから数ヶ月経って

翔陽

今、合宿で誰も怪我しないって思って

翔陽

やってたのもつかの間

翔陽

夕、また怪我した

翔陽

今回は骨折じゃなかったけど

翔陽

俺にとってはその怪我が苦痛でしか無かった

翔陽

トラウマが一気に蘇ってきたから

翔陽

その場から逃げ出したいって

翔陽

思ったけど今、この場でボールを落とさないように

翔陽

繋ぐことが出来るのが俺しかいないって

翔陽

ことのプレッシャーもあってさらに逃げたいって思った

翔陽

でも、じいちゃんとの約束を思い出した時に

翔陽

与えられたポジションもやれない選手は

翔陽

憧れに届かないから、

翔陽

俺は、周りに何言われても、

翔陽

逃げないって決めた

翔陽

だから、俺がLで言いたいことたくさんあると思います

翔陽

それも含めて、俺はまた、Lをやり続けるって決めました

翔陽

ここまでが俺のトラウマの話です

翔陽

聞きたいことがあるなら、言ってください

翔陽

何言われても構わないって決めてるので

翔、、

音駒

け)翔陽は、泣かないの?

翔陽

え、なんで?

音駒

け)だって、泣きたいって顔してる

音駒

け)泣きたい時は泣いてもいいんだよ?

翔陽

なかな、いよ

翔陽

俺は男だからなかな、い

音駒

け)男も女も関係ないよ

音駒

け)泣きたい時は泣いてもいいんだよ

音駒

け)男が泣いたらダメなんて法律ないもん

翔陽

泣いて、いいの?

音駒

け)いいんだよ

翔陽

誰も、笑わない?

音駒

け)笑わないよ

翔陽

ほん、と?

音駒

け)ホントだよ

音駒

け)おいで、翔陽

翔陽

うわぁん。・゚・(ノД`)・゚・。

翔陽

₹" ゅ

音駒

け)ヨシヨシ( ´。•ω•)ノ"(っ <。)

音駒

け)今まで辛かったよね

翔陽

怖かっ、たグス

音駒

け)そうだよね

音駒

け)でも、ここには

音駒

け)翔陽が泣いてても笑う人なんていない

音駒

け)だから、泣きたかったら沢山泣いて

音駒

け)少しでも気持ち楽になろ、ね

翔陽

う、んグス

翔陽

研磨、俺の母さんみたい

音駒

け)翔陽のお母さん?

翔陽

うん、グス

翔陽

いつも、俺がなにかで怪我した時とかで

翔陽

泣いた時に

翔陽

優しく頭撫でてくれるのグス

翔陽

研磨お母さんそっくりグス

翔陽

空から、見てるの、か、な、、

翔陽

(⸝⸝- -⸝⸝)スースー♡

音駒

け)寝た

(翔が我慢するの知ってたはずなのに)

(やっぱりすごいな、、)

烏野

す)西谷は日向のトラウマ知ってたべ?

知ってましたよ

知ってたけど、俺が、与えたトラウマだから

トラウマが蘇らないように気をつけてたんすけどね、、

結局また、翔のこと傷つけた、、

俺には、、

それに、俺は

孤爪みたいに翔を優しく接せれない

甘やかすことは出来ても

優しく頭を撫でることは出来ない、

音駒

け)それは違うよ?

え?

音駒

け)翔陽言ってた

音駒

け)『夕撫でるのあんまり得意じゃないけど』

音駒

け)『夕の撫でる手はすっごく安心して落ち着く』って

音駒

け)だから、それだけでも、翔陽は嬉しいんだよ

そう、なのかな、、

音駒

け)そうだよ

音駒

け)翔陽がなにか我慢してる時

音駒

け)身近で気楽に相談できるのが

音駒

け)君だけだよ

音駒

け)だから、翔陽のわがままは

音駒

け)我慢の限界が来たって思えばいいんだよ

音駒

け)そうすれば、翔陽も我慢しなくなると思う

そう、ありがと、孤爪

音駒

け)翔陽は大事な友達だから

翔、ごめんな

俺のトラウマでこんな傷ついてたなんて知らなくて

俺、、

翔陽

夕、わる、くな、い

翔陽

俺も、話さなかったから、

翔ごめん

これからは絶対気をつける!

だから、嫌いにならないで、

翔陽

嫌いになんてならないよ

翔陽

夕が甘やかしてくれ多分

翔陽

俺が甘やかすから、

翔陽

だから、自分のこと責めないで

うん

音駒

け)翔陽良かったね

翔陽

あ、研磨ごめん、でも、ありがと

翔陽

俺のお母さんだったよ

音駒

け)そう?

翔陽

うん

音駒

け)翔陽が求めるなら

音駒

け)いつでも、優しく頭撫でるよ

翔陽

ありがと、研磨

音駒

け)いいよ、別に好きでやってるから

烏野

す)日向、なんで俺らに頼ってくれないんだよ

翔陽

いや、それは、

梟谷

ぼ)そうだそ日向ー!

翔陽

え、いや、

烏野

す)少しぐらい頼ったっていいべよ

翔陽

え、いや

翔陽

(((( ;゚д゚)))アワワワワ

それから日向はみんなに頼ったとか

頼ってないとか

( ᐛ👐)( ᐛ👐)✨チャンチャン

変なつなぎ方でごめんね

ほなまたな*˙︶˙*)ノ"マタネー♡

もしひな&日向感動系

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