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主
これは灰谷兄妹のお話です。
蘭
俺は父と母が
蘭
死ぬほど大嫌いだ
蘭
何でって？
父
ドカッボカッ
蘭
痛い！
蘭
やめろ！
母
口答えすんな！
母
なんでお前はりんちゃんができることが出来ないの！
母
お兄ちゃんでしょ！あんたは！
竜胆
…もういいよお母さん
蘭
そんなできることは人それぞれじゃねぇか！
父
黙れガキが
父
誰が喋るのを許可した
母
躾が必要ね
ジュッ
父
タバコの火を蘭の体に当てる
蘭
うがァァァァァ
父
うっせぇ！
竜胆
ねぇもういいよ
竜胆
お兄ちゃんの言うとうり
竜胆
できるのは人それぞれだよ
竜胆
俺だって不得意のもあるし
竜胆
人は完璧じゃないんだから
母
竜胆そこまで言うなら…
蘭
ﾎﾟﾛ
蘭
俺はその日決意した
蘭
恨みを返して絶対にこの家を出るということを
蘭
そのことを竜胆に話すと
竜胆
俺も行きたい
蘭
って目を輝くして言ったんだ
蘭
俺が13
蘭
竜胆が12の時には
蘭
父も母も相手にできるようになって
蘭
そして俺たちは自分自身の手を使い
蘭
両親たちを
殺した
蘭
竜胆も何かしらの恨みがあったらしい
竜胆
そして俺たちは家を出て自由気ままに
竜胆
生き延びることが出来たとさ
主
なんこれ
蘭
知らんがな
竜胆
知らんがな
主
ここまで見てくれてありがとね！バイバイε≡(*ﾉ`>ω<´)ﾉ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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