みゅーい
両方にメリット……ですか?
ヒナ
うん
タイ
なんでロボット側にメリットがあんだよ
レン
たしかに
レン
でもロボットから提案していたとしたら?
レン
自分たちのメリットも考えられるんじゃ……?
ヒナ
たぶんちがうよ
ヒナ
グルホから提案したと思うんだ……
タイ
なんでだよ?
ヒナ
だってね
ヒナ
あまりにグルホが有利じゃなさすぎるの
ヒナ
ロボットは注意深いの
監獄も厳しかったでしょ?
監獄も厳しかったでしょ?
ヒナ
グルホが有利な内容じゃ
制約すら出来ない
制約すら出来ない
レン
グルホはロボットを侵略して…る?
ヒナ
まだしてないんじゃないかな
ヒナ
でもいずれはそうする
みゅーい
魔法学では光と闇がありますよね?
ヒナ
急にどうしたの?
みゅーい
グルホは魔法を使えないんじゃありませんか?
ヒナ
え?
ヒナ
あれだけ実験にくわしいのに?
みゅーい
だからなんです
みゅーい
私は魔法がつかえません
みゅーい
グルホの地位にいたとしたら
魔法を使わないで侵略する方法は
魔法を使わないで侵略する方法は
みゅーい
実験しかないじゃないですか
ヒナ
魔法学ができていれば
実験なんてしないでいいもんね
実験なんてしないでいいもんね
みゅーい
グルホがヒナとレンとタイくんを
いように優しくするのは
いように優しくするのは
みゅーい
魔法ができるやつを仲間にしたいから
みゅーい
私に優しくしないのは
ヒナたちを仲間にするのを邪魔する
私を嫌っていたから
ヒナたちを仲間にするのを邪魔する
私を嫌っていたから
みゅーい
魔法もできないですしね
ぱしっ
ヒナ
違うから!
ヒナ
みゅーいがいたから……!
ヒナ
いたから私はグルホにとらわれなかった
ヒナ
悲しい時も
寂しい時も
寂しい時も
ヒナ
みゅーいがいてこそなんだよ
みゅーい
っふ
ヒナ
……なに
みゅーい
なんでもないです
みゅーい
(私がロボットだって知らないくせに……)







