テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

西暦2112年…

1月26日

ロボットが入っていた箱が注文先 まで郵送している最中だった。

ところが、輸送中に嵐に巻き込まれてしまい、箱が流れ落ちて しまった。

箱が流れついた先は注文先では なく、魔法だらけの島だった。魔法だらけの島にたどり着いてしまったのだった。

翌日…1月27日

翌日、ロボットが入っていた箱は 魔法の島にある川辺にたどり着いた後、そのまま放置されていた。

魔法の島の生物が箱に入った ロボットを触った次の瞬間、 スイッチが入ったロボットが 起動した。

じおる

こんにちは。私はじおるです。お手伝いロボットです。

起動したロボットの名前は 「じおる」

じおるはお手伝いロボットとして 作られたロボットである。

じおる

お手伝いをする準備は整いました。私はお仕事、お手伝い、家事、何でも出来ます。

それからじおるは、命令を求めて 島中を歩き続けた。命令を求め ながら、島中を彷徨い続けた。

じおる

私を注文したのはどなたー?…配送に失敗しました。工場に戻るべきです。返品の為、送信準備を開始します。

配送に失敗したと判断したじおるは自分を返品してもらう為、ポケットに入っていた装置を使って送信の 準備を始めた。

じおる

送信準備完了。送信します。送信まで
3、2、1。

じおるは装置を使って電波を 送信した。

数時間後…

じおる

全然誰も来ません。送信失敗です。もっと送信しやすい場所を探します。

じおるは電波を送信しやすい場所を探し始めた。ずっと探し続けたが、全然見つからず、 立ち止まってしまった。

立ち止まっていると…

じおるの足元に不思議な種が 転がって来た。じおるはその種を 拾った。

じおる

これは種のようです。では種をまいて花を咲かせましょう。

じおる

でも種まきに必要な道具がありません。
私は装置しか持っていません。

でもじおるには装置しか持って おらず、種まきに必要な道具は 持っていなかった。それで何も 出来ずにいると…

そろもん

何だ?お前?何も持ってないのか?

じおる

貴方は誰ですか?

そろもん

俺はそろもんだ!

じおる

それは貴方が持って来た物ですか?

そろもん

ああ!そうとも!俺が魔法で出したんだ!貸してあげるよ!

じおる

ありがとう
ございます。

そろもん

じゃあね!

じおる

元気な人でしたね。

そろもんからもらったスコップとじょうろで、土を掘って種をまいて、水やりをした。

水やりをした次の瞬間、なんと芽が出てきてつぼみも出てきて、ついに花が咲いた。

じおる

このような急成長は見た事はありません!これは衝撃の瞬間です!

じおるが驚愕していると、今度は 花が突然輝き出し、輝いた花から 可愛らしい女の子が誕生した。

じおる

花から女の子が生まれて来ました!これも衝撃の瞬間です!

ナツキ【赤ちゃん】

おぎゃぁ!おぎゃぁ!

じおる

これは笑わせないといけないみたいですね!

ナツキ【赤ちゃん】

おぎゃぁ!おぎゃぁ!

じおる

いないいないばあっ!

ナツキ【赤ちゃん】

おぎゃぁ!おぎゃぁ!

じおる

駄目でした。

いないいないばあっをしても、 赤ちゃんは泣き止まなかった。

どうしたら良いのか 分からなくなっていると…

あすた

赤ちゃんの泣き声が聞こえててどうしたのー!うるさいよー!

じおる

すみません。さっき、いないいないばあっをしたけど、全然泣き止みませんでした。

あすた

ほら!俺に貸して!

ナツキ【赤ちゃん】

おぎゃぁ!おぎゃぁ!

あすた

いないいないばあっ!

ナツキ【赤ちゃん】

…きゃっきゃっ!☺️

あすた

笑った…!やった…!

じおる

ありがとう
ございました。

あすた

分かったから!
もう返すよ!

じおる

はい。本当に
感謝します。

あすた

はいはい!じゃあね!

じおる

優しい人でしたね。

白い髪の男が、赤ちゃんを いないいないばあっで 笑わせてくれた。

その白い髪の男は泣き止んだ赤ちゃんをじおるに返してから、その場を去って行った。

ナツキ【赤ちゃん】

バブ~。

じおる

今の所はご機嫌は良いみたいです。

ナツキ【赤ちゃん】

バブ~。

じおる

小さくて可愛い
ですね。

こうして、魔法の島に遭難してしまったじおるとじおるが咲かせた魔法の花から生まれた女の子の共同生活が始まるのだった。

魔法の島のロボット

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

47

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚