【僕と兄さんの関係、｛小湊家の話｝】

CODE-ELに来てから早4年近く

大分殺し以外の依頼も受けれるほどのになって来たからだった

今日も依頼があると、上部からの指令が来た

今日はもう1人同行者が付くと云う

今回の依頼も暗殺だった

どうも政治家に趣味の悪いジジイがいるらしく

裏で違法薬物の取引を許可し、薬漬けにした女性を無理矢理に…という内容

あまりの下衆さに吐き気がする

そう考えていると、同行者の人が入ってきた

どうやら相方は金鳳らしい

彼は“関節破壊魔”と云う名を持つ名のある暗殺者で、僕の元ルームメート

骨折で人間を殺せる異常者、いいように云えば実力者だ

霧ヶ峰那由多と云う子と同じ部屋になってから殆ど関わらなかったためか

金鳳は僕をちらちら見て、少し気まずそうだった

ターゲットの居場所は情報屋から聞きもう調べはついていた

丁度空いた時間を狙えば、僕だけでも何とかなる

外道の首を音高くへし折る金鳳、流石は関節破壊魔だ

と、感心していた時だった

ブーッブーッブーッブー

なんと金鳳はうっかりセンサーに引っかかってしまったのだ

僕達は急いで車の止めてある駐車場へ駆けた

後ろからは大勢の敵が追いかけてきている

どこから湧いて出たのかは知らんが、かなりの人数

流石に全員をまくには骨が折れると思った僕達は足を止め

反撃の準備のため車の影は隠れた

そして同時に銃を構え飛び出す

数分後

大体の敵は倒した僕達、残りは5、6人辺りだろう

僕はそのうちの３人の頭を打つ

そして更に2人、金鳳が脊髄を折る

謎のボケを挟みながら

そして残り1人となった時だった

その最後の1人が手榴弾を懐から取り出し、僕達はの車の下えと投げた

金鳳はハイになっていたから、今のは聞こえてないだろう

そして彼の立ち位置は その車のすぐそばだった

気づくのが遅れた、爆破まであと3秒辺り…

僕は金鳳の元へ滑り込み、間一髪で抱えて離れた

直後、車が火の粉に包まれ大爆発を起こした

幸い、巻き込まれたのはあの外道の1人だけだった

僕は自分の腕の中でおさまっている 金鳳に声をかけた

体制はたしか、姫抱きに近い感じで

何故か金鳳の顔がほんのりほてって見えたのは、多分気のせい（早口）

ちょっとしたハプニングはあったものの、僕達は無事

任務を終わらせた

〜おまけ〜

“智、怪我はないか？”（＋エコー）

1人で恥じている金鳳であった （このこと、奏は知らない）