マミ
なんやかんやで入学式が終わり、 すぐに帰ることになった
教室で馴染めなかった私は速やかに変える準備をして校門を出ようとしていたところに
スクールカースト上位というかトップのマミちゃんに声をかけられた
成海
マミ
成海
マミ
マミ
ドキッ
どうして…
マミ
マミ
成海
マミ
なんだろう、この子 怖い…
笑っているはずなのに、目はわたしを全て見透かしているみたい
成海
成海
???
成海
胡桃
成海
成海
マミ
胡桃
やだ…今一番会いたくなかった人なのに…
成海
胡桃
???
成海
???
胡桃
チーノ…この男の人、チーノって言うんだ…
そっか…名前聞けて良かった。
マミ
川代さんはジロッと見て近づいてきた
マミ
成海
マミ
彼女の言っている事は正しいけど…べつに嘘ついたわけじゃない
って言えたらどれほど良かっただろうか
胡桃
チーノ
チーノ
マミ
チーノ
チーノ
チーノ
そう言われた瞬間、川代さんの顔がりんごみたいに真っ赤になって…
マミ
マミ
川代さんは顔を赤くしたまま、帰っていった
胡桃
チーノ
チーノ
チーノ
そう言われ、チーノ君は私の方に手を伸ばした
成海
父と母の私の頬を打つ動作に似ていて、怖くなって目をギュッと閉じた
だけど全然違くて…
私の頭に柔らかい感触を覚えた
ドキッ
胡桃
成海
チーノ
成海
成海
胡桃
学生1
学生2
学生1
チーノ
胡桃
成海
胡桃
胡桃
成海
そう言って、チーノ君は胡桃の手を取って走り出した
胡桃も握り返して、急いで走っていった
成海
その時に見えた胡桃の横顔は
チーノ君を見て、優しく微笑んでいた
ズキッ
成海
この思いがなんなのかまだ分からないけど
でもそのときは…きっと…
???
???
成海
???
???
成海
???
成海
???
???
成海
???
成海
???
???
成海
???
成海
???
成海
???
???
突然現れた男の子は自分の名前を言ったあと、すぐに学校に戻っていった
なんだか色んなことがあったし、不安なことも多いけど…
初めて明日も頑張ろうと思えた気がした
コメント
2件
マミちゃん良い人そうで良かったです…!!