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junp_
3,887
こぬぬー(響)
103
髙地 × ジェシー 前回の続き
ジェシーが無言で楽屋から出ていった
ジェシーにしては珍しすぎるその行為に 思考を停止させてしまった
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走った。 局内であると言うことも収録が近いことも忘れて
とにかくアイツの居場所を知りたくて、 アイツの顔を見たくて、謝りたくて
< こーち……──だよ
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蚊の鳴くような声で俺を呼ぶのが聞こえた気がした
階段を下ると、踊り場でジェシーが泣いていた
俺の足音に気付いたのか勢いよくこちらを 振り返るジェシーの顔はたくさん傷付いてた
視覚的に傷がある訳じゃないけど、 心がすり減ったような苦しそうな表情に見えた
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少しの静寂が続いた後、口を開こうとしたら
「「 こーち / ジェシー 」」
ふたりが同時に互いの名前を呼んだ
シリアスな空気に満ちていた中 ふたりで笑いあった
それだけで救われたような気がした
ジェシーの笑顔が、あの笑い声が聞けて 思わず口角が緩む
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ジェシーはへらっと笑って見せて、 少し悲しそうな顔をした
とりあえずで謝ってるつもりはなかったけど 相手からするとそう見えてもおかしくない
そして、また反射で「ごめん」と口走った
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眉尻を下げて、俺より背が高いくせに 上目遣いで俺を見つめる
俺、こんな可愛い彼女に悲しい思いさせてたんだ
ジェシーの腕を引っ張って、脇から手を通し 背中に両手を回して抱きしめた
照れ笑いしながら、ジェシーも 俺の背中に腕を回してくれた
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ジェシーは抱きしめる力を強くして、 俺に愛を囁いてくれた
そして、俺の名前を呼ぶその声が 少し震えていたような気がするのは気付かないふり
「俺も好きだよ」
そんなことを言うと、 いつもの明るい笑い声が背中側から響いた
少し上を見上げれば、耳を真っ赤にしている ジェシーが見えた
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なんて首まで赤くして言うから また少しからかってやった
本当、純粋で照れ屋で
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Fin…
コメント
3件
いやもう、2人の微妙なすれ違いが切なくて…。ジェシーの「1番なんて我儘言わないから」ってセリフ、グッときたわ。こーちが「俺の1番はいつだってジェシー」って抱きしめ直すシーンで完全に持ってかれた。照れ屋なジェシーの耳真っ赤描写も可愛すぎるし、シリアスの中に二人の空気感がすごく自然に出てた。まだ続くのかな?次も読みたい🔥