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初兎(10歳)
初兎(10歳)
ほとけ(10歳)
ほとけ(10歳)
月に一度、初兎ちゃんと遊べる日があった
遊ぶ場所もいつも同じ
山の中のお花畑
その日も、初兎ちゃんと遊べる日で
お母さんにつれてきてもらっていた
ほとけ(10歳)
初兎(10歳)
お花で冠作ったり、蝶々やだんごむしとかいろんな虫と戯れたり
気がつけばいつも夕方
いつものようにお母さんが迎えにくるんだ
ほとけ母
ほとけ(10歳)
いつものように初兎ちゃんと挨拶を交わして車に乗ろうとしてたんだけど
初兎ちゃんが珍しく僕のこと呼び止めたんだよね
初兎(10歳)
ほとけ(10歳)
初兎(10歳)
ほとけ(10歳)
初兎(10歳)
初兎(10歳)
ほとけ(10歳)
ほとけ(10歳)
ほとけ(10歳)
それが初兎ちゃんとの最後の会話だった
それ以来、お母さんが初兎ちゃんと遊ばせてくれることが無かったんだ
ほとけ
ほとけ
久しぶりに昔の花畑に足を運んだ
昔は分かんなかったけど、病院裏の小さな庭だった
今はもう花なんて咲いてないし、病院すらなくなってた
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎ちゃんと交わした約束
守れたかな……
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ほとけ
ほとけ
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ほとけ
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初兎ちゃんありがとう