花締病🌹奇病パロ🌹まふそら

⚠これは作者の勝手な妄想です。 ご本人様との関係は一切ございません。

⚠花締病(かしびょう)を 少しアレンジしました。 苦手な人は読まないでください。

・『宵闇ルア』ちゃんとのコラボ小説です。 視点を分けて交互に投稿して行きます。

・視点分け そらるさん→りりあ まふくん→ルアちゃん です。

・アイコン画像は『はりねず版男子メーカー(2)』 様を使わせて頂いております。

それでは本編どうぞ！

〜そらるの部屋〜

俺は、家に帰ってくると 大きくため息をつきながら ベットに横になった。

俺の名前は一ノ瀬彼方。 『そらる』という名前で 歌い手として音楽活動をしている。

俺はこの活動をずっと 続けていくつもりだった。

ただ、それも…

あと、約3ヶ月しか 続けられなくなってしまった。

理由は約1週間前…

〜discord〜

その日はまふまふとdiscordで 次の新曲の打ち合わせをしていた。

まふまふは同じ歌い手で また『After the Rain』として ユニットを組んでる俺の相方。

そして、俺の好きな人。

『好きな人が出来ました。』

まふまふからいきなり そう告げられた。

そうだ…

まふまふだって男なんだ…

いつかは彼女も出来て 俺といる時間も少なくなるかもしれない。

突然のことに動揺して 思ってもないことを口にしてしまった。

〜終了〜

正直すごく悲しかった。

まふまふはいつも 『そらるさん！そらるさん！』 と言って俺の後ろをついてきた。

複数人でご飯に行っても まふまふは必ず俺の隣に座ってくる。

そんなまふまふのことを 俺はいつの間にか好きになっていた。

でも、俺らは男同士だし まふまふも、俺も 男が好きなわけじゃない。

叶わない恋だとわかっていたけど まふまふのそんな行動に…

もしかしたら俺のことが 好きなのかもしれない。

もしかしたら俺の事を 好きになってくれるかもしれない。

と、そんなことも思っていたが…

そんなこと起こるわけが無い。

そう思った時…

ズキッ！…

左胸に激しい痛みが走った。

だが、痛みは一瞬だけで すぐに収まった。

俺は風呂に向かった。

〜お風呂〜

お風呂に入り さっきの胸の痛みが気になって 自分の左胸を見てみた。

すると…

俺の左胸には バラのようなアザができていた。

と、この時はそう思い 特に気にしなかった。

この時の判断を俺は後々 後悔することになる。

〜1週間後〜

あれから1週間… 左胸のアザは放っておいたら 徐々に濃くなり痛くなってきていた。

〜終了〜

俺は準備をして病院に向かった。

俺は病院に着くと いくつか検査をして その検査結果を待っていた。

俺は椅子に座った。

聞いたことがない病気だった。

恋をしてたら誰だって 『悲しい』だったり『寂しい』と 思ったりするはず…

医者はとても驚いていたし 看護師も驚いていた。

医者は静かに頷いた。

症状は ある日、突然、 左胸にバラのようなアザができ そこからツタが全身に広がり 身体を締め付ける。 というものだった。

そしてこのまま進行すると… ツタは首と身体全体を強く締めつけ

3ヶ月後に 窒息死してしまうという。

あまりに突然の事で 頭がついて行かない…

好きな人、または大切な人に 抱きしめてもらうこと。

3ヶ月で好きになってもらうなんて…

俺は資料を受けとって家に帰った。

と、いうことがあり今に至る。

いきなりのことすぎて 気持ちが追いつかない。

あと3ヶ月しか生きられない。

3ヶ月のうちでまふまふに 好きになってもらって 抱きしめてもらわないと俺は死ぬ。

でも、まふまふにはもう好きな人がいる。

俺の気持ちは届かない。

それに好きな人がいる人に 『抱きしめて欲しい』 なんて言えない。

色々なことを頭の中で考えていた。

でも…1番に考えていたのは…

まふまふに伝えるかどうかだった。

答えは…出なかった。

『 花締病🌹奇病パロ🌹まふそら』

𝐍𝐞𝐱𝐭➡ 宵闇ルア