ふたりのあさ

ご本人様には関係ありません 紫桃 地雷の方はお引き取りください

カーテンから差し込んでくる日差し

それに少しの鬱陶しさを感じ、朝の静かな空気の中体を起こす

部屋の中に散らかった服からは昨日の盛り上がりようが感じられる

広めのダブルベッドですやすやと心地よさそうに寝息を立てているのは可愛い彼女であるらん

首元には俺が昨日つけた噛み跡やキスマークが残っている

メンヘラピンクと言われるらんより、意外と俺の方が嫉妬深くて独占欲強くて

らんのことが大好きなのかもな

数回瞬きをしながら俺を視界に捉えるらん

優しく頭を撫でると嬉しそうに目を細めて擦り寄ってくる

朝からにこにこ笑って俺に抱きついてくる

普段恥ずかしがってキスとかハグとかしてこないくせに

唐突にやってくるらんのデレ

返す言葉はもちろん一つだけ