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一宮
エントランスに飛び込んだのは、日付が変わる少し前のことだった。
いつもならばインターフォンを鳴らせば、屋敷の人間が案内してくれるのであるが、いくらインターフォンを鳴らせども反応はなかった。
嫌な予感がした一宮は、申し訳ないと思いながらもエントランスに飛び込んで現在にいたる。
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エントランスには七星の他にも女性の姿があった。
七星
七星は彼女のことを警戒しているようだ。
一宮
二ツ木
二ツ木
やたらと一日が長く感じてしまうのは、きっとバトルの度に時間の概念がない異空間に入り込んでしまうからであろう。
ゆえに、精神的にはかなり疲弊していた。
二ツ木
二ツ木
ふと、二ツ木は一宮のほうへと視線を向けてくる。
二ツ木
二ツ木
一宮
一宮
二ツ木
二ツ木
二ツ木
二ツ木が言うと、世界が一瞬だけブラックアウトした。
二ツ木
そう言う二ツ木の周りには――2冊の絵本が漂っていた。
二ツ木
二ツ木
二ツ木
一宮
二ツ木
二ツ木
七星
二ツ木
二ツ木はそこで言葉を切ると、初めて表情の動きを見せた。
二ツ木
七星
七星
七星が怒りをあらわにすると、彼女の周囲には3冊の絵本が現れる。
元々、七星が持っていた人魚姫に加え、伍代から奪ったオオカミ少年と、かつては六冥が持ち主だった浦島太郎が七星の手持ちとなる。
一宮
そして、一宮の周囲にも2冊の絵本。
まだ期間は短いものの、長年付き添ったかのごとく感じてしまう桃太郎。
そして、九条から奪ったばかりのシンデレラだった。
一宮
二ツ木
二ツ木
二ツ木
二ツ木
二ツ木
二ツ木
七星
七星
彼女の雰囲気から察したのか、わざわざ忠告まで入れてくれる七星。
一宮
一宮
七星
二ツ木
二ツ木