その後、1人で八大陸に戻った
生き残ったクルトは自分の大陸に帰って行った
何やら、やりたいことがあるらしい
詳しくは聞く気にもならなかった
それよりも、八大陸のことが気になっていた
巫女様というリーダーを失ったのだ
……何をどうすればいいのか、分からなかった
……予想通り、大陸は荒れた
「沙羅の巫女」が不在なんて
異例中の異例だ
これ以上、混乱を招きたくなかった
故に、一時期だけ八大陸の頂点となった
……頂点がこんなにも虚しいと、あの時初めて気がついたのだ
……そこからも、流れるように時間は過ぎた
そして、運命の日
八大陸に、懐かしい気配がした
それは、沙羅の巫女の血筋と、太陽の神の使いの血筋だった
それと、もう1つ
それが、雨の神の使いである
美愛様の血筋だった
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
メシン
メシン
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
メシン
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
言うなら、今だろうな
メシン様にかけた、呪いについて
風魔
風魔
メシン
どうしたんだろ、風魔
いきなり止まって…
……にしても、美愛様ってすごい方なんだな
それに、風魔の過去も思ったよりも壮絶で
そりゃ、あんなに2代目様を信頼するわけだ
……そりゃ、風魔の中で巫女は2代目様だけになるだろうな
ふと、そう思って
2代目様に、負けた感覚がした
知っていた、はずなのに
風魔
風魔
メシン
風魔
メシン
覚悟を決めた顔をしていた
なら、聞いてあげないと
そう、思わされるくらい
真剣な、眼差しだった
メシン
風魔
風魔
メシン
風魔
メシン
メシン
風魔
メシン
メシン
風魔
風魔
メシン
風魔
メシン
もしかして、5代目の話だろうか…
だとした、覚悟を決めるのはこっちの方だ
……覚悟を決めて、風魔を見つめる
それが伝わったのか、風魔のまなざしもより真剣なものとなる
風魔
風魔
メシン
メシン
風魔
メシン
話の流れが読めない
……何が言いたいんだ?
風魔
メシン
メシン
メシン
風魔
風魔
風魔
メシン
メシン
風魔
風魔
メシン
メシン
この話の流れ的に、ボクになにかしたんだろうな
その、沙優門って人を使って
……なにを?
いつ?どこで?
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
メシン
不老……不死?
風魔と同じ、あれのこと……?
それが……ボク?
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
メシン
メシン
メシン
メシン
メシン
メシン
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
風魔
そう言って、跪く風魔
……なんで、だろ
不思議と、殺意なんて湧いてこない
むしろ、湧いてくるのは
メシン
メシン
メシン
風魔
メシン
メシン
メシン
メシン
メシン
コメント
3件
メシン様に全てを伝えるその瞬間まで風魔さんは不老不死のことを伝えることを躊躇っていた……それくらいメシン様のことを想っているからこそ尚更伝えられなかったんだろうな……🥲🥲 メシン様からしたら風魔さんは"自分の体にいろいろやった人物"よりも"自分を育ててくれた人物"だから風魔さんを殺 さ な いし、沙羅の巫女最後の当主としての想いが強くなったんだろうね……!!