この作品はいかがでしたか?
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============== 高橋真菜です。 今日の講義終わりました(*´꒳`*) ==============
お昼時間
美莉亜とご飯食べたあと別れ
今日の講義がちょうどお昼までだったこともあり
相葉先輩にメールを送った。
すると数分も経たないうちに
相葉先輩からの返信。
============= ほんとー!? なら今から図書室の前に来て☆ ==============
そう来たから私が図書室の前に行くと
既に相葉先輩の姿がそこにはあって
私の姿を見つけるなり“おーい”ってこっちに向かって笑顔で手を振る。
真奈
雅紀
そう言う相葉先輩について行き
来た場所ってのが大きな体育館みたいなとこ。
真奈
雅紀
真奈
雅紀
雅紀
雅紀
相葉先輩が私にそう言葉を残し
走って行ってしまった。
?
1人で居たらふと、声を掛けられる。
でも、その声は聞き覚えのある
そんな“声”。
真奈
う、そ……でしょ?
今、声を掛けてきた人がずっとずっと会いたかった
二宮先輩、だなんて
真奈
真奈
和也
和也
なんて可笑しそうに笑う二宮先輩の姿に
心臓は張り裂けそうなくらい音を立てていた。
雅紀
雅紀
雅紀
その後すぐ相葉先輩が戻ってきて
その事を私に告げる。
和也
雅紀
雅紀
真奈
そう言った瞬間
二宮先輩は“え”って驚いた表情を見せ
和也
和也
“迷子ちゃん”
二宮先輩、あの日のこと覚えてくれてたってことだよね?
私だけかと思ってたからその分すごく嬉しかった。
雅紀
雅紀
相葉先輩はビックリした様子でその二宮先輩の言葉に
私と二宮先輩の顔を交互に何回も見る。
雅紀
和也
仲良さげに話す2人の姿。
相葉先輩と二宮先輩って友達、なのかも
和也
和也
う、そ……
っていうことはこれから毎日二宮先輩と会えるってことだよね!?
雅紀
雅紀
そう言って近くにあった折りたたみ式のパイプ椅子を広げて
私の元へ持ってきてくれた。
真奈
その後、バスケ部の練習が始まった。
パス練でもシュート練でも
私の瞳は常に二宮先輩の姿しか見ていなかった。
?
?
真奈
?
芽亜
芽亜
ふんわりと綺麗なロングヘア
身長だってそこそこ高くて
“綺麗”って誰からも言われるような容姿を持っていた。
真奈
真奈
芽亜
芽亜
真奈
和也
二宮先輩が来た。
和也
芽亜
芽亜
和也
芽亜
芽亜
和也
和也
真奈
ただ、名前で呼ばれただけなのに
紅くなる頬。
和也
和也
そう言って焦って戻る二宮先輩。
芽亜
真奈
芽亜
真奈
芽亜
芽亜
芽亜先輩はふふって優しそうな笑みを浮かべて
優しいお姉ちゃんみたいにポンポンて私の頭を撫でた。
真奈
真奈
なんて小さな声で呟いたら
芽亜
芽亜
芽亜
真奈
芽亜
芽亜
芽亜
“ね?”って
私に向けてくれる笑顔を見てたら
こっちまで自然と笑顔になった。
芽亜
芽亜
そう言って
嬉しそうに笑って言った。
次の日
美莉亜と2人で図書室で調べ物している時だった。
芽亜
不意に後ろから呼ばれ、振り返ればそこには芽亜先輩の姿。
真奈
芽亜
なんて少し悪戯な笑みで、エヘヘッなんて可愛い笑い方を見せる。
芽亜
美莉亜
美莉亜
芽亜
そう芽亜先輩は私と初めてあった時と同じように
優しい表情で軽くニコッて微笑みながら美莉亜に言っていた。
芽亜
芽亜
真奈
戸惑う私の姿を見て美莉亜は驚いた表情を見せながら
美莉亜
って興味深そうに訊いてきた。
真奈
真奈
美莉亜
美莉亜
芽亜
芽亜
美莉亜
真奈
雅紀
和也
芽亜先輩のあとを、私と美莉亜で付いていくとそこには相葉先輩と仲良さそうに話している
“二宮先輩”の姿が見えた。
芽亜
美莉亜
美莉亜
美莉亜
真奈
二宮先輩、楽しそうに笑ってるな…
もう私、話してなくても見ているだけで、もうすごい幸せ…かも
芽亜
真奈
美莉亜
真奈
“ほらほら”って、芽亜先輩に手を引かれて二宮先輩のいるとこへ。
芽亜
雅紀
和也
雅紀
雅紀
和也
やばい
二宮先輩に早速話しかけられちゃったよ//
心臓の速さ今すっごい早い
真奈
和也
真奈
私、ちょー変な喋り方だよ
二宮先輩、引いてたらどうしよう……(泣)
なんて思ってたら、相葉先輩が私に向かって
雅紀
雅紀
って笑顔で私に言う。
雅紀
なんて言う相葉先輩の言葉に、二宮先輩は優しそうな笑みで
和也
ってそう答えた。
“フフッ、そうだね”
その言葉を耳にした瞬間
私の顔はりんごやタコのように真っ赤になる。
雅紀
雅紀
真奈
和也
雅紀
その後いきなり
芽亜先輩は急に相葉先輩の腕を掴んで
芽亜
芽亜
芽亜先輩は急にそんなことを言いだし、相葉先輩の腕を掴んでどこかへ行ってしまった。
和也
和也
真奈
和也
和也
和也
真奈
和也
和也
真奈
和也
〇
□
カフェテリアに着けば、そこにいた女子のほとんどが二宮先輩のことを知ってるみたいで、頬を可愛く染めて二宮先輩を見ていた。
……こんな皆の人気者の隣にいる私って、あの子達からみたらどんな風に見えてるのかな
和也
真奈
そう返事して、二宮先輩の向かい側に座る。
和也
真奈
和也
いや、ただ本当のことを言っただけなのに“二宮先輩が好きだから”
でもそんな事言える訳もなく
真奈
ってな返事しか返せない。
和也
真奈
和也
真奈
和也
二宮先輩はそう言いながらフフッと軽く一笑いし、頼んだアイスティーを少し口に含んだ。
和也
和也
真奈
和也
これからは校内で会えなくても部活で毎日会える!
そう考えただけで、嬉しさのあまり笑顔になってしまう。
和也
和也
真奈
和也
恥ずかしっ//
二宮先輩、笑ってるし
ってかさっきから笑われてばっか?
和也
真奈
和也
二宮先輩
あなたはどれだけ私をドキドキさせるんですか……//
プルルルップルルルルッ
和也
真奈
和也
二宮先輩はそう私に一言告げ電話に出て話し始める。
___________________ _____________
和也
楽しそうに電話越しに話しかける二宮先輩の姿。
そんな楽しそうな会話も
いずれ私とも出来るようになるのかなってね
和也
二宮先輩、案外電話長いんだな
そう思いながら私も携帯をいじりながら、頼んだイチゴオレを口に含む。
それから数十分……
和也
“ミキ”
その名前が二宮先輩の口から出てきたことにズキンと軽く胸が傷んだ。
“ミキ”っていう人
仲良さそうに話してたから“彼女”なのかな
まぁ、二宮先輩はかっこいいんだから居てもしょうがないよね
和也
真奈
和也
フフッて嬉しそうに二宮先輩はそのことを話してくれる。
なんか、こんなに近くにいるのに二宮先輩が今だけ、遠く感じた。
“ミキって人は彼女ですか?”
そうすぐにでも聞きたかったけどそんな事聞いてもし“彼女だよ”って笑顔で言われたら、二宮先輩にその後どんな顔すればいいか分かんない
和也
和也
真奈
和也
真奈
和也
ニコッて微笑む二宮先輩の姿を見れば、さっき悩んでたことだって忘れてしまう。
でも、少しすればまた“ミキ”という人のこと思い出してしまう。
講義中だってその事で頭いっぱいのせいであんまり集中なんてまともにできなかった。
1人でただ単に廊下を歩いてるとたまたますれ違った相葉先輩が
雅紀
って心配そうに顔を覗いてそう言った。
真奈
雅紀
真奈
くつこってたら
相葉先輩が私の髪をくしゃくしゃってして
雅紀
そう言って差し出してきたのは
イチゴミルクの飴。
雅紀
真奈
雅紀
そう言うと
雅紀
って慌てて走り去ってく姿。
相葉先輩って二宮先輩と同い年なの二宮先輩の方が大人に見える……(笑)
真奈
相葉先輩に貰った飴で少し元気が出て講義は普通に受けれた。
……でも。
和也
二宮先輩が楽しそうに話す隣には相葉先輩ではなく女の人の姿。
しかも、二宮先輩の口から出た名前が
和也
さっき二宮先輩が電話をしていたその相手と同じ名前だった。
その瞬間どんどんと不安が募るばかり。
和也
真奈
二宮先輩は話してる最中で、ふと私がここに居るのに気づいたみたいでこっちへ歩み寄る。
その隣には“ミキ”と呼ばれた女の人も。
真奈
和也
ミキ
和也
ミキ
えっ
“オサナナジミ”???
真奈
和也
真奈
何やってんだ、私
勝手に“彼女”だと思い込んで、落ち込んで
和也
真奈
あーっ、とんだ私の勘違いだよ
…相葉先輩にこのことさっき話さなくって良かった
和也
真奈
“幼馴染”を“彼女”に間違えたなんてそんな事言ったら二宮先輩に笑われそうだもん
ミキ
真奈
ミキ
そう言った後、ミキさんは“宜しくね”って付け加える。
ミキ
そう言って去っていくミキさん。
真奈
二宮先輩は何故か切なそうな、複雑そうなそんな目でミキさんの姿がいなくなるまで見つめていた。
和也
真奈
和也
真奈
和也
真奈
和也
それは目の前にいる貴方なんですが、そんな事なんて今は口が裂けても言えない
だから
真奈
って誤魔化して言ってしまう。
和也
真奈
和也
真奈
そう言って去ってく二宮先輩。
二宮先輩に好きな人が居たなんてその相手があの“ミキ”さん
ミキさんってふわふわしてて、見た目も声もTHE・女の子って感じで先輩だけどすごい可愛らしい人に見えた
私なんかじゃ到底、その先輩みたいになれやしないよ
コメント
13件
めちゃくちゃ遅くなってすいません(。_。*) 面白かったです^^*
見るの遅れた( ´ •̥ ̫ •̥ ` ) 続き頑張ってください!!! あ、でも無理はしないで!😄
めっちゃ面白かった〜!(♯ˊ ˘ ˋ♯) 久しぶりだね!またお話しようね! 続き楽しみにしてまーす😊