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キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムがなる。
やばい俺、この前変な声出したんだった!(一話参照)
やばいやばいもうダメだァァア!!
絶対嫌われたヤダヤダ俺の夢が無くなったァァ!
ガラッ
教室のドアを開けると、皆が見てくる。
雪村 白虎
戊魔 紫苑
もう無理だめだァァ
謝ってくださいました(?)けど絶対キモイって思ってるうううぅ!
美間坂 美王
戊魔 紫苑
美間坂 美王
戊魔 紫苑
ーーーーーー雪村 白虎sideーーーーーー
雪村 白虎
俺は紫苑に話しかける。
戊魔 紫苑
なんか、引かれた…
百面相してる。可愛い…
美間坂 美王
戊魔 紫苑
ふぇ? なんて可愛すぎいいい!
俺の理性吹っ飛ばしてもなんもないよ!?ねぇ!
あー、俺おかしいかも…
美間坂 美王
戊魔 紫苑
情けなく返事する。
顔、よく見てなかったけど可愛いな…
明かりに照らされる髪は白く透き通って、碧色の目は水晶の様にキラキラ光っている。
まるで、月明かりに照らされた猫のように。
雪村 白虎
戊魔 紫苑
ーーーーーー戊魔 紫苑sideーーーーーー
戊魔 紫苑
雪村 白虎
あれ?雪村君って王坂くんが好きなんじゃ…?
戊魔 紫苑
そう、俺の見た目はただの根暗だ。
これでも中学の時はヤンキーの裏ボスみたいなもんだった。
髪で隠してるけど、耳はピアスの穴があるし、口にはピアスがある。
まぁ、いつもマスクしてるから多分バレてない。
雪村 白虎
あれ、庇うんだ。
俺の事を気遣ってるふりして、
「悠馬はそんな奴じゃない」
「なんでそんな事言うの?」
そう思ってる。
もう、嫌だよ。
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
王坂 悠馬
王坂 悠馬
戊魔 紫苑
王坂 悠馬
戊魔 紫苑
王坂 悠馬
戊魔 紫苑
王坂 悠馬
戊魔 紫苑
雪村 白虎
王坂 悠馬
戊魔 紫苑
そう言って、外に行った。
開いてるたんぽぽが無かった。
戊魔 紫苑
もう蕾でいいや、と、近くにあったたんぽぽをちぎった。
急いで教室に戻り、鞄の中に入れた。
戊魔 紫苑
雪村 白虎
王坂 悠馬
雪村 白虎
そう他愛もない話をしながら、理科の時間になった。
戊魔 紫苑
いつの間にか花が咲いていた。
俺が平然と取っても、ちぎられても、最後の力を振り絞って開花したんだな。
俺の心には、切なさと罪悪感が残った。
戊魔 紫苑
そう、小声で呟いた。
美間坂 美王
そう言われると、もっと切なくなった。
涙が少し流れ、美間坂君が困る。
美間坂 美王
俺がなぜ泣くか、美間坂君が問う。
戊魔 紫苑
俺は涙ながらに言う。
美間坂 美王
何かを察したように美間坂君が返事を返す。
雪村 白虎
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
なんで?
俺と2人になるのが嫌なの?
ねえなんで?
どうして?
俺アンタのこと好きなのに。
あぁそっか。
王坂君の事が好きだもんね?
だから俺ってどうでもいいんでしょ。
どうして、どうして俺は
愛されないの。
愛してよ。
俺に、何か一つでも…
与えてくれよ。
ーーーーーーー帰り道ーーーーーーーー
雪村 白虎
戊魔 紫苑
今まで気づかなかったんだ。
そう思っていると、雪村君がキスをしてきた。
戊魔 紫苑
雪村 白虎
周りには誰も居ない。
時計も無い。
だからなのだろうか。
短いキスのはずなのに、長く感じてしまう。
戊魔 紫苑
雪村 白虎
雪村 白虎
戊魔 紫苑
えっと、雪村君が、俺を、好き?
王坂君…じゃないの?
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
雪村 白虎
ーーーーーー雪村 白虎sideーーーーーー
雪村 白虎
パシッ
戊魔 紫苑
そう言いながら、ゆっくりと俺の手を離す。
えっと、これは…
戊魔 紫苑
雪村 白虎
え、両想いだって…事?
戊魔 紫苑
雪村 白虎
戊魔 紫苑
ーーーーーー戊魔 紫苑sideーーーーーー
まさかの両想い!!!
嬉しいなぁ…えへへ。
しかも今から!うわぁ、楽しみ過ぎて…
雪村 白虎
戊魔 紫苑
雪村 白虎
雪村 白虎
戊魔 紫苑
晴れて、俺達は恋人同士になった。
終わります…
この前ちょいエロとか言ったけども、
4 にしますね。
いや、過激かも知んない。
でも、キスあるからいいよね!w…マスクの上からだけども。
では次回で会いましょう!
それでは皆さん!
(・ω・)/アデュー☆