竈門 炭治郎
俺は今
『 2人』の獣に襲われている
それはある学校での出来事だった
この世界は人と人ならざる者が共に暮らしている世界
人ならざる者は例えを言うなら半獣人。半獣人の主な特徴は耳、尾、翼、角、簡単に言えば身体の1部が普通の人間と違うということ。
昔は人が獣人をペット、都合の良い道具としていたが今では真逆だ。獣人は人を商売道具や食料として扱っい、また半獣人の性欲奴隷として働く人もいる。こんな世界では人がある日突然食べられたりしてもおかしくない世界になってしまっている。
勿論こんな差別があっても人はちゃんと学校に行けたり就職したりできる。ただ人『 専用』の、だが
竈門 炭治郎
俺が通っているこの学校は獣人混合、つまり種族が違っていても誰でも入れるという事、中には獣人だけ、人だけという学校も少なくはない。
そんな中俺は生きている。中学生として
さて話が長くなったがどうして『2人』の獣に襲われているかと言うと...
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
我妻善逸
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
俺の目はいつもの通学路の端に隠すように置いてある少し大きめのダンボールに釘付けになった。善逸の話が聞こえなくなるほどに
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
俺は小走りでダンボールに近づいた。善逸も何事かと俺の後ろを着いてきた
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
俺は恐る恐るダンボールを開けた
そこには......
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
我妻善逸
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
我妻善逸
竈門 炭治郎
気付けば俺の運命はもう変わっていたのかもしれない そう
前世の因縁なのかも
主
主
炭治郎と善逸は中学1年同級生、小学校を終えたばかりでまだ義勇さんとも煉獄さんとも宇隨とも会っていない。そしてこの世界は獣人と人が共に暮らす世界
獣人は人を喰らい、人間はただの家畜になってしまった。そんなある日炭治郎と善逸は帰りの通学路で動くダンボール箱を見つけ、前世の炭治郎の恋人『 ライオンの煉獄さんと狼の義勇さん』を拾う
主
また前世の善逸の恋人『狐の宇隨』を見つける。彼らにまだ記憶はないがこれから少しづつ思い出していくのである
そして子供の獣人は生命力が弱くちゃんとお世話をしないとすぐに獣人有害の風邪を起こし死んでしまいます。ですが成人男性になるのは人の何倍も早いのです。なので炭治郎や善逸が高校2年ぐらいに3人は立派な成人男性になっています。
また半獣人は獣、つまり発情期は絶対あります。ということは最初の襲われていると言う意味は...
主
主
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
俺の弟妹達は獣人が苦手なので話せなく、母に相談したが母はパン屋の仕事で忙しく、今は手伝えない状況だ
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
俺は携帯の電源を入れ獣人の育て方に付いて検索した
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
いくら検索し直しても人肉、人血を摂取しないとダメらしい
竈門 炭治郎
俺は何故この子達に自分の血を与えてまで助けたいのかよく分からなかったが、その時の俺は無我夢中だった
俺は台所から気づかれないように小型の包丁を取り出した
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
包丁を右手に持ち俺は左手の手首を刺身でも切るように滑らかに切った。
そこからは真っ赤な血が次々と溢れ出てきた。
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
炭治郎は急いで自分の部屋に戻って行った
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
そう俺がブツブツと呟いているとライオンの子が目を覚ましてしまった
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
煉獄さん
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
煉獄さん
俺が手を伸ばすとこの子は急に伸びてきた手に怯え俺の手を引っ掻いてしまった
竈門 炭治郎
煉獄さん
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
俺は昔から鼻が良いから匂いで感情が良く分かる。心の底からの恐怖、知らない所へ連れてこられた不安、見知らぬ人
ここまで人に恐怖を持つ理由はひとつしかない
虐待だ
2人を運ぶ時に見た背中や腕、足、お腹。身体全部と言っていいほど彼らの身体には傷の後があった
辛かったろう。悲しかったろう。痛かったろう。
人は獣人から受けるストレスを子供にぶつけることが多々ある。よく聞くのが下校中や売買されている獣人の子を連れ家に引ずり込み暴力や性的暴行を行う
この子達はその目にあっている。自分が何をしたのかも分からずに暴力を振るわれる
竈門 炭治郎
煉獄さん
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
涙が止まらない
子供が見ているのに、止めたくても止まらない
まるで水道の蛇口が壊れたかのように
俺は泣きじゃくった
コメント
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続きみたいです!
どうも!次のストーリー気に入って貰えたら最高!これからもよろしくお願いいたします