短編シリーズ

嘘なんかつかなきゃ良かった…

あの時正直に言っていれば…

君を好きにならなかった…

告白された時はビックリした

でも、その時私は嘘をついた

好きでもなんでもないのに…

思わず私も好きと言ってしまった…

❤は、喜んでいた

私が嘘をついたのに気がつかないで

私は無理やりにでも笑顔を作った

この嘘がバレないように、

私って最低だな…

でも私は思ってしまった。

バレなきゃいい

バレる前に別れればいいと、

❤が私を怪しんでるように見てくる

でも、その顔は一瞬で消え笑顔に変わった

一瞬悲しそうな顔をして❤は言った

私はニコニコと笑いながら手を振る❤に罪悪感を感じた

今更きずいたって無駄なのに…

今日は、早く寝よう。

〜❤

そういう俺にビックリしているゆい。

俺が嘘をついているのにきずかず

そう返事している。

俺は喜ぶ振りをした

ゆいは、俺に優しく

そう言ってくれた。

罰ゲームなんてやらなきゃ良かった…

罰ゲームは__嘘コク

❤終わり

次の日

いつも通り「作り笑い」で返事をする

❤の笑顔を見る度に苦しくなる。

早く別れよう。

そう言って私の手をぴっぱる❤、

教室に着くと男子達からの視線が一気に私と❤に向いた

また…一気に視線が集まる…

私は少し震えた。