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さつき(マッマ)

そういや茶柱が神様に頼んだ言伝ってなんだったの?

(さぁ…?(すっぼけ))

さつき(マッマ)

んまぁ今回のどっかで明かされるでしょう(適当)

さつき(マッマ)

て事でれっつごー

朱。

…私にも、少し似たような経験があるんです。

稲荷 渚

似たような経験…ですか。

小学生低学年の頃、音楽会があって

そこでピアノを任されて…張り切っちゃって、w 昼休みとか、先生に許可取ったりして 沢山練習してたんです。

お友達

ねね、今日この後遊ぼーよ!!

お友達

あ、そーだ!しゅーちゃんも来る?

朱。

……ごめん!まだ上手くできないからピアノの練習したいんだ…!!

お友達

……わかった、

ーーーーーーーーーーーーー

お友達

しゅーちゃん遊ぼ〜!!

朱。

ごめんね、もうすぐ発表だから練習したいの!!

お友達

……………

でも、頑張る熱量が周りとちょっと違くて、 変に距離ができてしまったんですよね。

お友達

、……最近しゅーちゃん変だよね。全然一緒に遊んでくれないし。

お友達

…なんかつまんない。

朱。

……、

【この違和感は、一体なんだろう】

朱。

…それから、周りと違うと避けられちゃう、って、怖くて…w

朱。

私も、周りに合わせて、

朱。

、したい事に挑戦するのに怯えるようになってしまったんです。

……正直驚いた。私からみた朱。さんは、そんな事を考えさせないくらい自分らしくて、

私と同じ悩みを持っていたなんて 想像もできなかったから。

稲荷 渚

そうなん、ですね。

でも、それならば

どうやってその悩みから 解放されたんだろう。

朱。

……どうして…、って顔してますよw?

稲荷 渚

……な、!!

朱。

www

朱。

少し、視野を広げてみたんです。

朱。

周りをよく見れば、自分の芯をもっている子は思ったより沢山いて

朱。

…あれ、私が周りに合わせてた理由ってなんだっけ?って我に返った、というか…

朱。

挑戦する事をやめた自分は誰かの一人にすらなれないけど。

朱。

ちゃんと自分を主張してみたら、そんな私を見た上で受け入れてくれた人が沢山いて、

朱。

…私って、誰かにとっての一人になれたんだ、って思ったんです。

稲荷 渚

…………、

朱。

やっても結果は変わらないかも知れない。でも、やってみなきゃ分かんない。

朱。

最初の一歩さえ踏み出せれば、後は案外、簡単なのかもしれませんよ?

そう言い微笑んだ彼女は、 自信に溢れていて。

…私も、こうなれるかな、って

思ってしまった。

……思って、しまったから。

朱。

…後は貴方がどうするか、ですよ。

その一言と共に、私が抱えていたものが、 すっと軽くなる心地がした。

まるで、何かしらの魔法で、 私を縛っていた鎖を壊してくれたかのように

優しく背中を押された気がした。

そうだ、私がしたかった事はーっ

朱。

自信は付きましたか、✨️w?

楽しそうに彼女が問うものだから

稲荷 渚

…はい、ありがとうございます!

私も、元気にそう返した。

そこから、少し他愛ない話をして、 私達は急激に仲良くなった。

凄く話しやすくて、楽しくて、 時間を忘れてしまう程だった。

朱。

…あ、…ごめん、先に戻ってもらってもいい?

もうそろ戻ろうか、と話していた時に 彼女がそう言う。

稲荷 渚

…あ、分かりました!

なんだか少し嫌な予感がしたが、 私は大人しくそれに従う事にした。

ーーーーーーーーーーーーーーー

朱。

、……ちゃんとできてた?

茶柱

ん、大成功!封印、ちゃんと解けたよ。

朱。

良かったぁ…もうどうすればいいか分かんないからいっぱいいっぱいだったよぉ…

茶柱

あははw、ごめんよw

茶柱

…まぁでも、しゅーちゃは本当に凄かったよ。

茶柱

僕は彼女をトラウマから解き放つお手伝いをしただけで済んだ。

茶柱

多分、僕が何もしなくても、いずれ彼女は自分から脱しただろうね。

朱。

あほんと?良かったぁ✨️

朱。

…にしたって、自分を抑え込むのは自己的な封印の1種、だなんてびっくりしたよ…よく気づいたねぇ

茶柱

…まぁね♪

茶柱

んじゃ、僕も先行ってるよ〜

朱。

…え、私も行っー

茶柱

…、何抱えてんのか知らないけど、そんな顔で参拝者様に会いに行くのはやめときな、心を落ち着けてから。

朱。

……え、?何言ってー

茶柱

……へー…自覚ないんだ?

朱。

……え、?

茶柱

いーからいーから、んじゃね。

朱。

どゆ、こと…?

【私は、変われているのだろうか】

少しすると、2人とも帰ってきて

嫌な予感は気の所為だったんだ、 と心を落ち着けた。

稲荷 渚

…あの、お礼をさせてくれませんか…?

ここまでしてもらったんだ。 なにか恩返しがしたい。

朱。

んぇ、お礼?

稲荷 渚

…はい、とても、優しくしてもらったので。

朱。

、……

朱。

っ、あ、大丈夫だよそんなのw!!ここはそういう場所だから、気にしない気にしなーい!!

稲荷 渚

そう…ですか、?

朱。

そうだな〜…んじゃ何か挑戦して、勇気をつける事がお礼って事で!

稲荷 渚

…本当に、優しいんですね。

朱。

……、そう、かなぁ〜w?

朱。

…ね、またおいで!

朱。

待ってる!!

稲荷 渚

……はい!!

そう返事をすると、 目の前が真っ白に塗りつぶされていく。

…私はきっと、この大切な友人を忘れない。

そう誓って瞼を閉じた。

ーーーーーーーーーーーーーー

朱。

…、?、?な、んで、…っ

朱。

…大丈夫、ちゃんといつもの私、だ。

朱。

……っ大丈夫…。

茶柱

(…様子見、かな。)

【だって私の"■■■"は】

目をもう一度開けた時、 そこはいつもの帰り道で

稲荷 渚

そういえば雨だったっけ……

神社に行く前よりも強い雨。 だけど私はそんなの気にならなかった。

稲荷 渚

…明日から何しよう♪

私は雨の中、意気揚々と歩き出した。

さつき(マッマ)

…え、何々、不穏なんだけど!?

さつき(マッマ)

あーゆうの、って、現実に帰ったら虹が架かってて、頑張ろう、って元気を出すテンプレじゃないの!?(早口)

さつき(マッマ)

雨が強くなってるて!!

さつき(マッマ)

しかも、…■■■って単語に反応してた…って……どゆことぉ…?

(■■■は、ネタバレ防止の自主規制ですね。ママがサラッと考察の意味を消そうとしてきたので阻止しました。)

さつき(マッマ)

ま、皆も色々考察してみてね〜

さつき(マッマ)

当たったら凄い。

(それな?)

さつき(マッマ)

んじゃ次回もお楽しみに!

さつき(マッマ)

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さつき(マッマ)

じゃねばい〜!!

朱縁詠宮に«繧オ繝ィ繝翫Λ»を。

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コメント

6

ユーザー

読むのが大変遅れて申し訳ありません。今全部追っております。 不穏だ、とても。伏字の中身も全然わかんないです。伏線張る能力高すぎではないでしょうか。 考察しながら次に進ませていただきます。

ユーザー

ぎゃぁぁ不穏だ‼️ありがとうございます!!!(大好き) 封印能力が思った以上にめためたにすごいw!! ◾︎◾︎◾︎ってほんとになんだ…? 優しいに反応してるん…?? 次回も楽しみです! 考察組行ってきます︎💪('ω'💪)

ユーザー

なぎちゃん!ご参拝ありがとうございました〜♪✨️ ほんと色々な伏線が散らばっててすきだぁ🫶🫶 めちゃめちゃひたすらに続きが気になる((😌

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