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仕事が終わり、スマホを確認すると 2通のメールが届いていた
サニー・ブリスコー
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
せっかくのお誘いなんだから、もっとなかよくしたいし、断わる理由なんてない。
アルバーン・ノックス
まるで好きな人とのやり取りのように楽しくなる。
アルバーン・ノックス
サニー・ブリスコー
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
タメ口で話そうなんて少し行き過ぎたかも、と思っていたけど、サニーは許してくれたみたいだ。 次にいつ会うのか、そんな約束をしながら…
アルバーン・ノックス
彼の名前を知れたことが嬉しい。 思わず口に出してしまう。
アルバーン・ノックス
サニー・ブリスコー
カフェの店長が入れてくれたカフェラテのカップに付箋が貼られている。 連絡先だ。あの店長の。 俺は連絡先を交換した。 お礼をしなきゃ、なんてのは建前で店長と仲良くなりたかった。
サニー・ブリスコー
あぁ、可愛かったあの笑顔。 また見たい。
今日は大きな仕事も終わり疲れ果てていた。 だから、開店前のお店に入るなんてことが起きたのだ。 人がいるから開いてると思ったのだ。 だが、そのハプニングが奇跡をもたらしてくれた。
サニー・ブリスコー
アルバーンはメールなのになんともかわいい返信をくれるものだから、悶え苦しみながら、日曜日に会うことを約束した。
日曜日
アルバーン・ノックス
会うのが楽しみで身だしなみを気にしてしまう。 でも、出なきゃ約束の時間に間に合わない。
休日の街は人が多い。 人が多いのはあまり得意ではない。
アルバーン・ノックス
パシッ! 人とぶつかりバランスを崩したときに腕を掴まれた。
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
腕を掴まれたままお店へ向かう。 掴まれている腕は、サニーの体温で暖かい。 なんだか、心も暖かい。
アルバーン・ノックス
僕は小さく笑った。 きっとサニーには聞こえていないはず。
お店に着くと掴んでいた手を離した。 ちょっと寂しい。
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
今、サニーゔって言った? そんなことを少し思いながら、注文をし、席に座る。 少し雑談をし…
サニー・ブリスコー
アルバーン・ノックス
行き慣れないお店なのに心地よく感じるのはなぜか。 本当は気づいているのかもしれない。 サニーと休日が合う日は度々会うようになった。 でも、サニーはカフェに来た時からわかってはいたけど警察だから、何週間も会えない日もあった。 ある日、メールすらも1週間来なかった。 いつもはちょっとしたことを仕事の間にメールをくれていたのに。 おかしい。不安。 何かあったのかもしれない。