設定変更は以下の通りです。 学年・夜間or全日制 🎨(3ーD・全日制)
ー 彰人の部屋 ー
🥞。
……描けねぇ。
🥞。
(今回の課題は『安らぎ』。だが__)
🥞。
(………描けるわけがねぇ。)
🥞。
(…あの日から、何度もメッセージ送ってっのに既読にすらならねぇ。)
🥞。
(絵名に聞いてみても、『学校サボってるみたいだからわからない』って言われるし…)
🥞。
類…
男子生徒A
君も女だったりする感じ?
🎈。
……、
🥞。
………、
🥞。
(全日の奴らは、知ってるみてぇだった。)
🥞。
(だけど…)
🎈。
僕の悩んでることは…今はまだ話せないけど。でもいつか話せるようになったら、聞いてほしいな。
💻🍷。
話すことがよくない結末を呼ぶこともたくさんあるわ。
🥞。
(…類は、ずっと……怖かったんだろうな。)
🥞。
(それでも、話そうとしてくれた。なのに…)
🥞。
(……もし、俺が__)
🥞。
(あの時、もっと、まっすぐ向き合えてたら__)
🥞。
(って…考えんのも、きっと__)
🥞。
(類を…追い詰めることになるんだ……)
冬弥の声
『__秋、いるか?』
🥞。
あ…。ってもう、25時なのかよ…!?
🥞。
『すまねぇ、いるぞ。作業始めっか?』
☕
『ああ、よろしく。』
🌟
『さっき、調整した歌詞を上げておいたぞ。イラストにはそこまで関係ないと思うが…』
🥞。
『わかった。見とくな。』
🥞。
『あ、俺のほうも着色まで終わってっから確認しといてくれ。今、アップすっから。』
☕
『ありがとうな。確認しておく。』
☕
『……うん、いいと思うぞ。秋、天、ありがとな。』
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『え?ああ…うん。よかった。』
🥞。
『んじゃ、微調整だけして書き出しとくな。』
☕
『わかった。よろしくな。』
☕
『…この調子だと、今週末にはアップ出来そうだな。』
☕
『本当はAmauに動画を作ってもらいたいが…忙しそうだし、静止画で上げようか。』
🌟
『ああ。』
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『…だが、こんなに長い期間来れないのって珍しいな。作業中は毎日Amauの声が聞こえてたから、なんだかさみしいな。』
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『……あ…』
🥞。
(…言えねぇ。)
🥞。
(…類のことは、俺から話せることじゃねぇ…)
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『__秋、どうしたんだ?』
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『えっ?』
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『今、何か言いたそうだったが…』
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『あ…すまねぇ。なんでもない。』
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『…それより、作業しようぜ?せっかく早く仕上がりそうなんだし、』
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『…?ああ…』
🌟
『じゃあ、歌詞問題なさそうなら動画に組み込むが、』
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『俺も大丈夫。進めてもらっていいぞ。』
🌟
『わかった。』
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『T、あと欲しい素材とかないか?今回ちょっと余裕あるしよ、何かあれば描くぞ?』
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『え、本当か?そうだな__』
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(…冬弥と司なら、自然に受け入れたんだろうな、)
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(そんで、類が望んでたとおり、なにも変わらなくて__)
🥞。
(もし、あの場所にいたのが俺じゃなくて、ふたりだったら__)
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(類は、ここに__今も、いてくれてんのかな…)