コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
事実は小説より奇なり。
––– ジョージ・ゴードン・バイロン
牢屋
夜彦
夜彦
久遠
久遠
夜彦
久遠
久遠
ー まっすぐ進んで ー
夜彦
突如、謎の声が聞こえた。
夜彦
久遠
しかし、虎走さんの質問に 謎の声は反応しなかった。
久遠
ー 黎明(れいめい)の塔、 最下層・地下牢の間 ー
夜彦
久遠
久遠
再び沈黙が続いた。
夜彦
久遠
夜彦
そう言うと虎走さんは ゆっくりと歩き始めた。
久遠
ー 鍵は開いてる、 出たら右手の階段を登って ー
久遠
久遠
久遠
夜彦
俺は虎走さんの元へ行き 謎の声に従った。
???
久遠
夜彦
牢屋を出た直後の声から 一切の声も聞こえず 引くほど長い螺旋階段を 登ると教会のような場所 に辿り着いた。
ー ご褒美だ、1人一つ 質問をしてもいいよ ー
夜彦
僕と虎走さんは一先ず 息を整えて最初に僕が 質問をした。
夜彦
ー その質問は無しだ、 次 ー
夜彦
ー お前のターンは終わった、 今度は彼女の番だ ー
僕が慌てていると虎走さんは 一拍置いて質問をした。
久遠
ー 悪いようにはしない ー
久遠
ー ...変えたいんだ ー
久遠
ー “全ての結末”を ー
久遠
ー そろそろこの力も 終わりが近い ー
ー だから簡潔に 指示を出す ー
それからの指示は ただひたすらに 塔の頂上を目指すような ものばかりだった。
そして...
黎明の塔・頂上
案の定、僕達がはぁはぁしてる のは想像がつくだろう。
息を整えてから 僕は声を出した。
夜彦
久遠
夜彦
ー ...べ、...しい...を ー
夜彦
突然のノイズ混じりの指示に 戸惑いを隠せずにいたが それでも指示は続いた。
ー それ...できたら... ...て、終わ... ー
ー だから、も...一度 お前...言う... ー
ー 選べ、正しい選択を ー
夜彦
久遠
「どうしたんだい?」
僕が声を荒げていると フロア奥から コツコツと足音を 響かせながら一人の男が 姿を現した。
夜彦
「ああ、前は声だけの 登場だったもんね」
遥翔
夜彦
遥翔
夜彦
夜彦
久遠
遥翔
遥翔
遥翔
夜彦
遥翔
久遠
久遠
夜彦
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔