流星side
目が覚めると... 僕はパーティー会場の中に戻っていた。 えっ...今のはなんだったの? 記憶はしっかり残ってる。 大ちゃんと布団に入って寝て。
道枝
流星
道枝
流星
道枝
じゃあ、不思議な体験をしたのは僕だけ? 何で...?
缶を見るとクッキーは残り二個。
ということはあと二回。過去に戻れるってことかな。 でも、僕の記憶は書き換えられても、大ちゃんは どうなんだろう。
大ちゃんの気持ちを変えないといけないのに、 大元の大ちゃんの記憶が変わってなかったから 意味がない。
そこで...写真撮影の順番が回ってきた今、大ちゃんに、 思い切って話を振ってみることにし
大橋
メンバー全員で壇上へと向かい、大ちゃんと 婚約者に声をかける。
丈
大吾
謙杜
パシャっ...パシャパシャッ...
みんなは奥さんになる人に夢中で話をかける。
そこで、今がチャンスと思い... 僕は大ちゃんに声をかけた。
流星
大吾
流星
流星
......どうだろう。
大吾
!!!!!
やっぱり! 大ちゃんの記憶も書き換えられてる...。
本当に僕は過去に戻れていたんだ...。
ということは...
僕が大ちゃんに気持ちを伝えることは まだできる。
もしかしたら、僕の人生の忘れ物を 取り戻すことができるかも。
そう思った瞬間だった。
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