TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

愁斗

俺の日記だ

愁斗

高校生の時毎日欠かさず書いてたやつだ笑

愁斗

懐かしい笑

昔の自分がなぜ その日記をつけていたのかも忘れ 興味に惹かれてページをめくった

今日は殴られた ヒデにバレないように頑張った

傷が痛む もう消えてしまいたい

愁斗

パタン

思い出したくなかった記憶が蘇り 少し鼓動が速くなったのを感じる

愁斗

パラッ

愁斗

ん?

何か一枚の紙が床に落ちた

愁斗へ

そこにあったのは下手くそな字と所々間違った漢字で精一杯書かれている手紙だった

愁斗

ひで笑

兄の字だった

愁斗へ

毎日頑張ってるね

偉いね

でも頑張りすぎもだめだよ

不安になった時はいつでも

お兄ちゃんを頼ってください

愁斗は俺にとって一番大事で一番の宝物です

もしかしたら神様からの贈り物なのかもね

ずっとずっと愁斗のそばにいます

俺には愁斗しかいません

愁斗

俺もだよ泣

俺が一番辛かった時にひでが僕にくれた 手紙

この手紙に何度も救われた

愁斗

ありがとう

愁斗

ガチャ

ひで

ただいまー、

愁斗

おかえり!

ひで

あれ?愁斗泣いた?

ひで

目が腫れてる

愁斗

大丈夫だよ

愁斗

ひでのこと考えてたら涙でできちゃったのニコ

ひで

なにそれかわい笑

愁斗

へへへ😁

それから愁斗は順調に回復し

元の生活に戻れるようになった

体調が悪くなって

心の調子に波があることもあるけど

兄と一緒に乗り越える

『贈り物』

完結

この作品はいかがでしたか?

122

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚