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鈴木
鈴木
誰かとショッピングモールに来るなんて久しぶりだった。 ...そもそもショッピングモールに来る事すら久しぶりだったのだ。
色鮮やかなパッケージの商品が並んでいる光景を眺めていると、隣から声がした。
芬
露
露
芬
その後は敬語を外したためか、友達の様に気を遣わず過ごせたお陰で、 良いリフレッシュになった。
露
芬
夜空を見上げると、砂浜で光る貝殻の様に星が瞬く。 ...嗚呼、綺麗だな、
露
芬
露
芬
芬
露
こんな風に誰かと星を見るのも久しぶりだ。 1人で帰路についていたら星など気にも留めていなかっただろう。
...星の他に目に付く夜空に浮かぶものといえばやはり月だ。 今日は三日月。 冬という事もあり空気が澄んでいるため、月や星が綺麗に見えるのだ。
芬
露
露
芬
露
芬
露
...何故か、フィンランドと一緒に居ると、 久しぶりだという体験が多くある。
...自分が「フォーク」だと自覚してから一ヶ月程家に篭っていた時期があったからだろうか。
...こんなに楽しいと思った1日は本当に久しぶりだった。
芬
露
芬
露
芬
...流石に隣同士なんて事はないだろうと思っていたが...、
...奇跡に近い偶然ってあるものなんだな
露
芬
一言だけ言葉を交わして、自分の家に入る。
...疲れた。
今日は風呂に入って寝よう
飯は...いいか、 わざわざ味のしない物を食べる必要もない。
露
...そういえば、フィンランドって...
多分...「ケーキ」だよな、?
フィンランドと一緒に居る時に漂う甘い香りは多分、 香水なんかではない。 そしてフィンランドと出会ったあの時も......
...確かな証拠は無いが...、恐らくフィンランドは「ケーキ」だ。
露
...なんで「ケーキ」が隣の部屋なんだ
...いつか、手を出してしまいそうで。 ...でもそんなことをしたらフィンランドのあの笑顔は...、
露
...心の中が鬱陶しい程騒がしい。
...寝付けないまま、朝の足音を聞く羽目になった。