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鈴木
鈴木
鈴木
露
結局昨晩は一睡も出来なかった...。 寝られなかったせいか頭が痛い。
露
...フィンランドに対し、「フォーク」の性とは別に、何か別の感情がある気もするが... 気のせいだろう
自分にそう言い聞かせる様にして、クッションに顔を埋めた。
芬
...最悪だ
小さい頃の夢を見てしまった
...
芬
芬
芬
そう言われ、男の手が此方へと伸ばされる。
その手を払い、男達の呼び止める声にも振り向かず、ただ走った。 自宅まで無我夢中で走った。
芬
気付けば泣いていた。 まだ幼く、人見知りだった俺にとっては大人2人が詰め寄ってくるだけでも怖かったのだ。
芬
...なんでこういう時の夢だけ鮮明に覚えてるんだ。 クソが、
今日は予定とか国際会議とかも無いし寝よう。 そしてあの夢のことも忘れてしまおう。 そう思い、テーブルに置いてあった酒を一気に飲み干した。