この作品はいかがでしたか?
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可愛いよりおとなっぽい
俺、大西流星の彼女は女の子ってより
女性
『髪伸びたね?』
「そろそろ切ろうかな、」
『俺はこっちの方がいいなぁー』
「え、短い方が良くない?」
ミディアムヘアが好きな俺と、
ショートが好きな彼女、
ロングの彼女を見た事がない俺は、
思い切って言ってみる
『巻き髪とか見てみたいのに、』
「わ、私になんて、」
「似合うわけないじゃん!」
『そんなのやってみないとわかんないのに、』
「私は、ストレートがいいの!」
そう言って何かを探し始める
「これ、私の昔の写真」
アルバムを見せてくれた
「昔、私モテたくて巻き髪とかしたけど、」
「全然変わんなくて、」
『そうなんや、』
少し間があったけど彼女は口を開く
「それに、私に可愛いなんて似合わないから」
『たまには甘えて欲しいのに』
「私が甘えたら、嫌がると思ったし、」
『嫌がるわけないじゃん!』
「ほんとに?」
『うん、』
「でも、流星は可愛い方より おとなっぽい方が慣れてるじゃん?」
『確かにね』
「だから、甘えにくい」
『じゃあ俺から甘えに行ったら甘えてくれる?』
とは言ったものの
結局甘えても
「やっぱり甘えられない」
「私のキャラじゃない!」
そう言って料理を始めちゃった彼女
服装も性格も
“可愛いよりおとなっぽい” そんな彼女が
俺の中でも安定だったのかもしれない
コメント
2件
いや、可愛い彼氏の前では甘えれないんだよね?ね?ね?←うぜぇうぜぇw
つんつん彼女好き!