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私はぶりっ子

7 - 私はぶりっ子第7話

♥

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2022年01月06日

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ザワザワ

いつものように騒がしい教室

ガラッ

だけど私が挨拶すると

おはようございまぁす♡

...

静まり返る教室

(あー)

またつまらない1週間が始まってしまった

授業が始まり数分が経つ

チラッと佐野を見る

...

マイキー

スー...

佐野は今日も寝ている

いつもこいつは寝ている起きるのは休み時間か給食の時だけ

(なんのために学校来てんだよ)

そう思いながらも寝顔を見る

マイキー

パチッ

するといきなり目を開いた

マイキー

...なに?人の顔ジロジロ見て

と、不機嫌そうな顔で言ってきた佐野

寝ててもわかんのかよ

...別に、なんでもありせんよ♡

そしていつものように愛想笑いをする

マイキー

...あっそ

よく考えてみれば私のこの笑顔も醜いのかもしれない

あっという間に時間が過ぎもう下校だ

悪美達はキャッキャウフフしながら帰って行った

あー...疲れた

最近少し疲れが溜まっている

癒しを求めに...

春の家行こうか

たまには春にお菓子をあげようと思いよく春といっていた駄菓子屋でお菓子を買った

お菓子をぶら下げながら春の家へ向かっていると

女の子

や、やめてくださいっ!

どうやら6人くらいの男達に囲まれている女の子がいた

モブ男

えー、いーじゃん

くだらない、そう思いながら通り過ぎようとした時

女の子

...や、ヤダ泣

女の子が泣き出したのだ

しかもその女の子は悪美のターゲットにされていた女の子だ

...はぁ

なんとなく放っておけなくなり

ドゴッ!

女の子の手首を掴んでいた男を蹴り飛ばした

モブ太

なっ?!なにしてんだてめぇ!!!

女の子

えっ、

1人がやられるとキーキー怒鳴り散らす男共

どいつもこいつも猿かよ

その子嫌がってるじゃないですかあ?♡

女の子には優しくしないとモテませんよ?♡

そう嫌味ったらしく言ってやった

モブ太

てめぇ!!

そう言うと殴りかかってくる男

最近ストレスも溜まっていたのでこいつらで発散することにした

ゴキッ!!

モブ太

あ゛ぁ?!

ちょっと危ない音がしたけど

(まぁ、なんとかなるっしょ)

そう誤魔化して次の奴を殴り飛ばそうとすると

モブ助

ま、待ってくれ!!!

モブ助

お、俺らこの女を襲えって言われただけなんだ!!!だから許して、くれ!!

そう言った男

襲えと言われた?

(へぇ...)

あのクソ女、こんな汚い事までしようとしたのかよ

なんとなく誰に言われたのかはわかったけど一応念の為聞いておく

誰に言われたんですか?♡

モブ助

そっ、それは...

口止めされているのか、押し黙る男

言わないんなら...この腕、ポキッと逝っちゃうかもしれません...ね?♡

そう脅すと男は

モブ助

ひぃぃ!!!...あ、悪美って奴だよ...!!!!!悪美って奴に言われたんだ...

と、すぐに喋った男

口が軽くてよかったあ♡

そうですかぁ...どうもありがとうございます♡

じゃ、お前もう用済みだから

ドゴッ!

そう言い顔面にパンチを食らわしてやった

...こいつら邪魔なんで、早く持って消えてくれません?

そう残りの奴らに言うと急いで倒れてるヤツらを引きずって逃げていった

...大丈夫?

腰を抜かしている女の子にそう聞く

女の子

あっ...だ、大丈夫です...

女の子

あの...2度も助けてくださってありがとうございます...

と、頭を下げお礼を行ってくる女の子

いいえ、一通りが少ないところは危ないので気おつけた方がいいですよニコ

女の子

はい!ほんとにありがとうございます!!

そう言うとお礼を言いながら去っていった女の子

...

あ゛ー

うっざ

ガンッ!!

あのクソ女、汚ぇ事しやがって

絶対潰してやる

待っとけよくそ女...

頭に血が登りつい声に出して言ってしまう

だが、すぐに後悔した

武道

翡翠さん...?

...?!

しまった

花垣に全て見られていた

花垣...くん

武道

翡翠さん...悪美さんを潰すって...どうゆう事ですか!?

と、驚きに溢れた顔で聞いてくる花垣

これは...誤魔化しが聞かないな、笑

...君は知らなくていい事だよ

そう言うと拳をぎゅっと握り

武道

悪美さんになんの恨みがあるんですか?!なにか...理由があるんですか...?

そう悲しそうな心配そうな顔で言ってくる花垣

そうだよ

私は悪美が憎くて仕方がない

早く...地獄へ落としてやりたい...

...そのうちわかるよ

私がなんて悪美を恨んでるのか

そう、花垣を見つめて言う

武道

っ...!

花垣は顔を歪めた

だから...この事誰に言わないでください

どうしても言おうとするのならば

花垣くんでも...全力で潰しますからね?

そう言い放った

これは脅しでもなんでもない

本当だ

私の計画を潰そうとするのならば誰であろうと潰す

武道

っ...は、い...

顔を苦しそうに歪めて頷く花垣

...ごめんね

こうするしか春が幸せそうになる方法は無いんだ

だから...

邪魔をしないでくれ

それじゃ...さようなら

なにか言いたそうな花垣を残しその場から去った

春、私ね

そろそろあいつらを潰そうと思うんだ

東卍に入って何ヶ月かもう経っている

だから、そろそろ潰さないと

まずはよくあるカッターキャーをしてみる

ぶりっ子あるあるでしょ?

これが上手くいかなかったら...

物理的に潰すしかない

私は本気だ

計画が上手くいかなくても絶対に潰す

あいつらをどん底へ落としてあげるから...待っててね

もう少しだから

待っててね、春

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