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ゆある
ゆある
ゆある
ゆある
ゆある
ゆある
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櫻
真
凪
ー次の日ー
ーーーーガラッーーーー
真
相も変わらず明るい真の声が教室を満たす。
クラスメイト
クラスメイト
とクラスメイトに問われ、まぁな!と笑顔で答える。
そして櫻の前へ寄り
真
と声を掛ける。
本から視線を外し真を見ると、にこにこと嬉しそうな顔が浮かんでいる。
櫻
はっきりとした声で挨拶を返す。
笑顔で自分の席へ向かう。
櫻も本に目を戻し読み始めるが、思い出したように、あ、と呟く。
鞄から紙袋を取り出し、真の席まで歩く。
大津くん、と声を掛けると真が顔を上げる。
櫻
櫻
櫻
真
真
真が受け取った紙袋は、おおよそ制服の重さではなかった。
櫻
櫻がそう言うと
真
と笑って返す。
それを櫻は、真剣な顔で否定する。
櫻
櫻
きょとんとした顔をして
真
真
と気の抜けたように笑う。
櫻
真
真
お腹を抱え、小さく笑い声を漏らす。
櫻
訳が分からず困惑したままの櫻に
真
真
と紙袋を持ち、にっこりと笑う。
真と目が合う。
櫻
ー放課後ー
先生
吹奏楽部は、文化祭での発表に向けて練習中である。
これから体育館で本番を想定した練習をするため、楽器の搬入をするのだ。
櫻
同じ楽器の生徒が何やら困っている。
どうやら手に怪我をしてしまい、しばらく練習が出来ないようだ。
部員
すると、考える前に体が動く。
櫻
そして生徒からフルートを受け取り、並んで歩く。
部員
確認のように話し出す生徒に
櫻
と返し、その生徒ー柚原 凪(ゆずはら なぎ)ーを見る。
凪
そう言って、チラリと櫻を見上げる。
櫻
首を傾げる櫻。
凪
言いにくそうに話す。
瞬きをして凪を見る。
櫻
僕は良いけど、と付け足し、凪を見ると
凪
と明るく言う。
櫻
凪
嬉しそうに笑う凪を心なしか笑っているように見る櫻。
そして演奏が始まる。
ゆある
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