この作品はいかがでしたか?
104
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僕が屋上で靴を脱ぎかけた時 三つ編みの先客に声掛けてしまった
こえ
口をついただけ 本当はどうでも良かった
でも、先を越されるのは何となく癪だった
三つ編みのは語る どっかで聞いたのようなこと
ゆさん
どうしても愛されたかった
こえ
ゆさん
こえ
こえ
奪われたことすらないくせい!!!
ゆさん
って三つ編みの子は消えてった
ゆさん
ゆさん
ゆさん
こえ
ゆさん
こえ
ゆさん
ガラガラ
ゆさん
こた
ゆさん
こた
ゆさん
こた
ゆさん
こえ
こた
こえ
こた
ゆさん
こえ
さぁ!今日こそは!! と靴を脱ぎかけたら背の高い男の子
また声こかけてしまった。 背の高い子は語る。
クラスでの孤独を
くに
って
こえ
こえ
くに
と泣いて背の高い子は消えてった
くに
くに
くに
くに
こえ
くに
くに
こえ
まま
まま
くに
こえ
数分後
くに
こえ
こえ
まま
そうやって何人かに声をかけて追い返して僕自身の痛みは誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ似たような悩みの子
何人目か似合ったんだ 青色のカーディガンの子
れる
と言った。口をついただけ 本当はどうでも良かった。 思ってもないこと。 でも声をかけてしまった
こえ
あぁ、どうしよう!! この子は止められない 僕には止める資格が無い!!
それでも
こえ
苦しんだ!!
れる
って目を伏せて消えてった
れる
まだゴキブリの方がマシ
れる
まだゴキブリの方がマシ
れる
まだゴキブリの方がマシ
こえ
今日こそは、誰もいない僕ヒトリだけ 誰も邪魔されない、邪魔してはくれない
カーディガンは脱いで、髪飾りは取って背の低い僕は今から
こえ
わたしのアール
コメント
2件
めっちゃよかった!!