俺は、紗結がショッピの所にいる間に
色々やるべきことをやった
医者から処方される薬の中に
脳を刺激させる薬も入っていた
医者が処方するのだから飲んだ方がいいのだろう
だけど俺は、洸太さんに薬について教えてもらったこともあった
体が限界な俺には、寿命を削るような薬だということもすぐに分かった
死ぬことも、紗結を忘れることも怖い
だけど1秒より長く、紗結といたかった
大切な恩師の娘で
……俺の娘だから
だから俺は、薬を飲むことを拒んだ
こんな、あとは死ぬだけのやつに薬を与えるだけ無駄だとそう医者に言った
それならば別の患者、助かる見込みがある患者に薬を与えてやってほしいと頼んだ
医者は最初こそ猛反対していたものの
何日もの話し合いで、了承された
コネシマ
コネシマ
そう、自分に言い聞かせた
紗結
コネシマ
コネシマ
紗結
紗結
コネシマ
コネシマ
コネシマ
コネシマ
コネシマ
コネシマ
紗結
コネシマ
紗結
紗結
紗結
コネシマ
コネシマ
コネシマ
紗結
紗結
紗結
コネシマ
コネシマ
紗結
紗結
コネシマ
コネシマ
コネシマ
コネシマ
竹野
竹野
紗結
紗結
紗結
コネシマ
紗結
あれから2ヶ月が過ぎようとしている
夏休み前の期末テストも終わり、いよいよ本格的に夏がやってくる時期
パパの病気は、日を追うごとに目に見えてくるようになった
わたしはそんなパパを毎日見るのがつらい
すごくつらい
パパが、パパじゃなくなっていくみたいだった
ブーーッブーーッ
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
紗結
紗結
紗結
ゾム
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
少し待つと、全速力でこっちに走ってくるゾムが見えた
紗結
ゾム
ゾム
と、息が切れて肩で呼吸を整えながら私を見て 微笑んだ
紗結
紗結
ゾム
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
紗結
紗結
ゾムには、ストレスで倒れて入院してると言ってある
どうしても、言えなかった
私たちの関係は、友達とも恋人とも言えない 微妙な関係だったから
ゾム
紗結
ゾム
ゾムにはお見通しだった
私が無理をしているということ、すべてが
ゾム
紗結
紗結
ゾム
ゾム
ゾム
グッと顔を近づけ、わたしは少し後ずさった
だけどゾムが私の頭を引き寄せた
紗結
紗結
ゾム
紗結
ゾム
紗結
紗結
ゾム
紗結
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
久しぶりにこんなやり取りをした気がする
今まで張り付いていた緊張が少しほぐれたようだ
紗結
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
紗結
紗結
紗結
そう、大切な友達
いつも私を笑顔にしてくれる
友達以上で、友達未満の関係なんだ…
あぁ、ゾムの顔が見れない
私のことを好きって言ってくれたのに
体育祭の日、前向きに考えるって言ったのに
わたしは、今その気持ちを切り捨ててしまった
ゾム
ゾム
ゾム
紗結
あ、あぁ…
あぁ…あ
ゾムを傷つけた、確実に……!
ゾムはうつむいていた
悲しそうに、笑顔を保ちながら、無理して笑ってた
ゾム
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
紗結
ゾム
紗結
紗結
紗結
紗結
ゾム
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
ゾム
ゾム
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
紗結
ゾム
ゾム
紗結
紗結
ゾム
ゾム
ゾム
紗結
紗結
紗結
紗結
コメント
1件
よく話したな