ラガササ
ふぅ…
ラガササ
この話はこの話はな今では伝説のように話されているが、本当にあった出来事なんじゃよ
愛羅
え?
タケヒゴ
実際にって…
ラガササ
この話をする前にまずは聞いてほしい事がある
そしてラガササは急に涙を流し謝った
ラガササ
タケヒゴすまんかった…
ラガササ
お前は本当の孫ではないんじゃ…
愛羅
えっ?
タケヒゴ
どういうことだよ?!
そういうとラガササはみるみるうちに 容姿が変わり若返った
愛羅
ササ爺…だよね?
ラガササ
あぁ
ラガササ
驚かせてしまってすまない
タケヒゴ
( ゚ ρ ゚ )ボー
愛羅
タケちゃん?
愛羅
ねぇ
愛羅
タケちゃんってば
タケヒゴ
あぁごめん
タケヒゴ
あまりの出来事に頭が追いつかなくて
ラガササ
申し訳ないけど時間が無いから質問は後で聞く
タケヒゴ
(* . .))ウン
愛羅
(* . .))ウン
ラガササ
タケヒゴ、君はね両親から預かっていたんだ
ラガササ
君が生まれてまだ間もない頃君の両親は流行病にかかってしまった
ラガササ
君にうつす訳にはいかないと思った両親は私に君を預けて街に戻った
ラガササ
しかしその数ヵ月後には…
ラガササ
この世には存在しなくなっていた
愛羅
?!
タケヒゴ
?!
タケヒゴ
( இ﹏இ )
ラガササはタケヒゴの頭を撫でながら 静かに、また話だした
ラガササ
この話と物語の話何が関係あるかというと
ラガササ
私は普通の人間では無いと言うことだ
ラガササ
かといって神だという訳でもない
愛羅
どういう…こと?
ラガササ
呪の亡霊
ラガササ
つまり呪われた存在だ
ラガササ
今からおよそ800年ほど前の事
ラガササ
死の厄災は起こった
ラガササ
さっきの物語だ
ラガササ
私は普通の青年だった
ラガササ
国は滅び私も死ぬと覚悟した時
ラガササ
神と名乗る人物に出会った
ラガササ
愛羅が出会ったと言っていた子供にとても似た特徴のある方だ
タケヒゴ
!
愛羅
!
ラガササ
彼はこの国が滅びるのは正しくないと言って街の人達の記憶を改ざんした。
ラガササ
これは最初から物語の中の話だと
ラガササ
私だけは呪いを受け他の人と違うため街から離れなければならなかった
ラガササ
ラガササは自ら森に入った変わり者として…な…
愛羅
そんな…
タケヒゴ
じいちゃんは記憶を改ざんされなかったんだな…
ラガササ
私の記憶まで改ざんすると呪い持ちだと気づかれるおそれがあったからな
ラガササ
そしてタケヒゴが家に来た時
ラガササ
私は怪しまれないように姿を変える魔法を使ったんだ…
タケヒゴ
ま…ほう…
ラガササ
この世には魔法は存在しない
ラガササ
それは伝説の中の話だ。
ラガササ
そう教えられてきた
ラガササ
だがこの世に魔法は存在する
ラガササ
それを悪用されないようにみなの記憶から消されて衰退してしまっただけだ
ラガササ
タケヒゴ
タケヒゴ
Σ(OωO )
ラガササ
本当にごめんな
タケヒゴ
うん…
タケヒゴ
なんかもう、いいや
タケヒゴ
ありがとな、話してくれて(*^^*)
愛羅
ごめんササ爺
愛羅
ちょっと聞いてもいい?
ラガササ
ん?
愛羅
この話で出てきた神様?が私の見た神に似てたから話したの?
ラガササ
いや、それもあるが
ラガササ
こういう時決まって彼は現れる
ラガササ
これまでも何度かあったからな
ラガササ
タケヒゴが来る少し前、私の姿を変える魔法を教えてくれたのも彼だった
トントントン
ドアをノックする音が聞こえた
タケヒゴ
はーい
タケヒゴ
?
タケヒゴ
誰もいない…
タケヒゴ
戻るか
???
ばぁ(「・ω・)「
タケヒゴ
うわぁぁぁぁぁぁぁぁー
ドテーン_(:3 ⌒゙)_
ラガササ
どうした?!
愛羅
大丈夫?!
タケヒゴ
あっあっ…
タケヒゴが指している方向に目をやると
宙に浮いている少年が!
???
やぁ
???
こんにちは