ロードライトガーネットは目的地である廃城へと向かっている。
アイビー
アイビー
RB-001
ジム
ジムは渋い顔をしてRB-001を見つめる。
RB-001
ジム
ここでジムとRB-001は和解することになった。
ユナ
カオリ
警備はRB-001に任せ、各々休息に入る。
深夜2時 アイビーの部屋 どういうわけか、ジムも一緒にいる。
ジム
アイビー
暗い部屋でお互い素肌で抱き合っていた。
ジムはアイビーのことを人一倍好きらしく。 度々甘えに来ることがあるようだ。
ジム
アイビー
ジム
二人は口付けを交わし、指を絡ませて抱き合い、そして寄り添う。
ジム
アイビー
仰向けのジムはシーツをギュッと掴み。 アイビーはジムを力いっぱい抱きしめた。
目的地が見え始めた午前4時過ぎのこと。
ユナ
カオリ
ユナ
カオリ
幼馴染のユナとカオリは同じ部屋らしく、寝相やら歯軋りやらで大体こんなやり取りをしている様子。 こんなやり取り後は互いに笑って終わるようだ。
ハジャー
ジェーン=ドゥ
ユナ
ユナがそういうと案の定ジムとアイビーが来た。
カオリ
ジム
ジェーン=ドゥ
ユナ
ジェーン=ドゥ
アイビー
ジェーン=ドゥ
ジェーンもアイビーと一夜を共にしたく、ジムにヤキモチを焼くもアイビーの一言で嬉しそうな表情をした。
ハジャー
明け方の甲板にて談笑する一行。 すると目的地たる廃城方面から何かがこちらへ向かってくる。
RB-001
アイビー
アイビーはRB-001に威嚇射撃を命じる。
RB-001
人間の手のひらより少し大きいくらいの妖精と思しきものが急接近してきた。
ジェーン=ドゥ
アイビー
すると突然妖精と思しき生命体は手から黄色く光る弾丸のような物を飛ばしてきた。
ハジャー
アイビー
アイビー
アシッドフェアリー
ハジャー
アイビー
ハジャー
バンッ!! ハジャーが撃った弾丸が見事アシッドフェアリーの頭を吹き飛ばし、酸性の体液が飛び散る。
RB-001
凄まじい数のアシッドフェアリーがロードライトガーネットへ押し寄せてきた。
カオリ
ユナ
アイビー
アイビー
アシッドフェアリー
アシッドフェアリー
ジェーン=ドゥ
アイビー
カオリ
ジェーン=ドゥ
カオリ
アイビー
RB-001
ジェーンとカオリによるアシッドフェアリーの殲滅が始まる。 この大群を片付けられるだろうか?
ユナ
アイビー
ハジャーの夢の中
味方の兵
ハジャー
軍人時代のハジャー。 ハジャーの陣営は敵軍の猛攻により士気も低下しており、いつ敗走してもおかしくない状態。
敵兵
味方の兵
ハジャー
バシュンッ!! 味方の兵士が口で銃口を加えて引き金を引いて自決した。
ハジャー
敵兵
敵兵
ハジャー
ハジャーは音を立てずにその場から離れる。
ハジャーは瓦礫が散乱するシェルターと思しき場所へ移動する。
ハジャー
敵兵
どうやら一人一人見つけ出すよりその場一体を爆撃で壌土と化した方が早いと判断した様子。
ハジャー
すると敵軍のものと思しき爆撃機の轟音が近付いてくる。
ハジャー
ハジャーは瓦礫の下へと身を隠す。
ドガドガドガドガドガ!!
敵軍の爆撃機による空爆が辺りを燃やし尽くし始めた。
ハジャー
爆撃が終わり、瓦礫を分けて立ち上がるハジャー。 そしてシェルターから出たその風景は地獄そのものだった。 死体が焼け焦げた悪臭や黒い煙が呼吸をし辛くさせる。
ハジャー
ハジャー
ハジャーはただただ後悔するしかなかった。 かくして、ハジャーの軍は敗北で戦いは幕を閉じることになった。
ハジャーが突如目を覚ます。
ハジャー
ハジャー
ブゥゥゥゥゥゥゥゥ!!! カオリのガトリング砲の射撃音が轟く。
カオリ
ヴィーーーーーン!! ズシャ!ズシャ! ジェーンのチェーンソーがアシッドフェアリーを切り刻む。
ジェーン=ドゥ
アシッドフェアリー
カオリ
数え切れないアシッドフェアリーの大群の排除に等々疲れを見せ始めた二人。 万事休すとなってしまうのだろうか?
ロードライトガーネット指令室
ユナ
アイビー
ハジャー
ジム
指令室にてルートの見合わせや作戦の練り合わせ中だった4人も流石にまずいと判断し、アシッドフェアリーの相手をする2人の元へ向かう方向で話は進んでいる様子。
アイビー
レッド・バッカニア配下
レッド・バッカニア配下
4人は本格的にアシッドフェアリー殲滅へと向かった。
アシッドフェアリー
ジェーン=ドゥ
カオリ
疲労を隠せなくなった二人。 最早これまでか?
アイビー
ジム
ユナ
ハジャー
4人が甲板に現れる。
カオリ
ハジャー
ユナ
ジム
アイビーはいつものレイピアとは異なる黄金に輝く刀身の剣を生成した。
アイビー
そう、アイビーは無から物質を生成できる能力を持っている。 自分が望む武器を自在に生み出すことだって可能なのだ。
ジム
ジェーン=ドゥ
ジム
ジェーン=ドゥ
アシッドフェアリーの本格的殲滅が幕を開けた。
日が完全に登り、時刻は10時。
カオリ
アイビー
ユナ
アシッドフェアリーの大群相手にした一行は疲労を隠せない状態になっていた。
ジェーン=ドゥ
カオリ
ジェーン=ドゥ
ジム
ジェーン=ドゥ
気付けばジムはジェーンを姉のように慕っていた。 自分の方が後から加入した筈なのに姉と慕われていることに少々の疑問を抱きつつも内心嬉しさは隠せない様子だった。
レッド・バッカニア配下
アイビー
アイビー
抑止力に深く関わる天空の廃城「キャッスル・サドラ」 失われた旧文明の遺産たるこの廃城に、一体何が潜んでいるのだろうか?
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