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曲パロ(自信ない)

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曲パロ(自信ない)

1 - カゲロウデイズ

♥

110

2022年08月14日

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8月15日の午後12時半くらいのこと

天気がいい

病気になりそうなほど眩しい日差しの中

レウクラウド

でさ〜w

らっだぁ

まじ!?w

することもないから君と駄弁っていた

レウクラウド

「でもまぁ、夏は嫌いかな」

猫を撫でながら君はふてぶてしく呟いた

あぁ、

レウクラウド

ぁ待って!

逃げ出した猫のあとを追いかけて飛び込んでしまったのは

らっだぁ

っ!!

バッと通ったトラックが君を引きずって

泣き叫ぶ

らっだぁ

レウッッ!!

血飛沫の色、君の香りと混ざりあってむせ返った

嘘みたいな陽炎が

「嘘じゃないぞッw」

って嗤ってる

夏の水色掻き回すような蝉の声に全て眩んだ

目を覚ました時計の針が鳴り響くベットで

らっだぁ

「今は何時?」

8月14日の午前12時すぎくらいを指す

らっだぁ

(セミうるせぇなぁ…)

やけにうるさい蝉の声覚えていた

らっだぁ

(でもさぁ、少し不思議だな)

同じ公園で昨日見た夢を思い出した

レウクラウド

ねぇらっだぁ、きょーさん達来ないし、「今日はもう帰ろうか」

らっだぁ

うん!!

道に抜けたとき 周りの人は皆

上を見上げ口を

レウクラウド

ッ!!

落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる

劈く悲鳴と風鈴の音が木々隙間で空廻り

わざとらしい陽炎が

「夢じゃないぞw」

って嗤ってる

眩む視界に君の横顔

レウクラウド

ふふw

らっだぁ

!?

笑ってるような気がした

何度世界が眩んでも

陽炎が嗤って奪いさる

繰り返して何十年

らっだぁ

とっくに気づいていたろッ?

こんなよくある話なら結末はきっとひとつだけ

繰り返した夏の日の向こう

らっだぁ

バンッ

レウクラウド

らっだぁ…!?

バッと押しのけ飛び込んだ 瞬間トラックにぶち当たる

血飛沫の色君の瞳と軋む体に乱反射して

文句ありげな陽炎に

らっだぁ

ざまぁみろよwww

って笑ったら

実によくある夏の日のこと

そんな何かがここで終わった

目を覚ました8月14日のベットの上

少年はただ、

レウクラウド

またダメだったよ、笑

とひとり猫を抱き抱えてた

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コメント

2

ユーザー

ハッ今日8月15日だ...

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