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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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Liura

へぇー、今日が百鬼夜行なの

百鬼夜行、興味はないけれど、微かに見える遠くの光。やっぱりあれは百鬼夜行なんだろう。 怯えてる人がたくさんいるのが見える。やっぱり何かあるのかな

Hotoke

そんな鳥居に座ってたら危ないよ〜?人間さん

Liura

??あ…

俺はわざと落ちたふりをする

Hotoke

え!?ちょ…ッ!

そうしていると急にその子は俺を抱える

Liura

なんで人間を助けるの?百鬼夜行の鬼さんは

Hotoke

人間の怯える顔が好きなだけだけど?

Liura

へぇ、そういうこと

Liura

でもいいの?人間が怯えているわけでもないのに

Hotoke

別に、君がなんで驚かないのかわからないけれど

Hotoke

君の表情を、恐怖に染めたいな〜

Liura

相変わらず、そこの感性は鬼なんだね。人間を恐怖に陥れる

Hotoke

あははw、それこそが、鬼だからね

Liura

ふぅーん…

Hotoke

君は鬼が怖くなさそうだしね

Liura

これでも少しは怖いんだけれど

Hotoke

えぇ?表情に出てないだけ?

Liura

かもしれないね。表情に表すの得意じゃないから

Hotoke

なるほどね〜それにしても、君はどうしてここにいたの?

Liura

ずっとここにいる。あまり人里に降りてない

Hotoke

君は人間なんだよね?じゃあなんで人里に降りないの?

Liura

そんなの聞く必要はないでしょ?それに鬼さんはそろそろ帰らないと

Hotoke

うーん、そうだね。そろそろ帰る。じゃあまた会いに来るね

そう言って雲に乗って帰って行った。来ないでください。今後、 百鬼夜行に参加していない鬼。それを探しているみたいだけれど、俺は参加するつもりはないから

Naiko

ほとけっち、おかえり。遅かったね

Syou

それな〜なんかあったん?

Hotoke

人間の子と話してた

If

人間と喋ったん?ほとけにしては珍しいな

Hotoke

だって鳥居の上に座ってたんだもん

Yusuke

鳥居の上…?1番上ってことか?

Hotoke

うん。それで落ちて行ったからさ、それでつい

Naiko

普通人間が…あの村の近くにある鳥居に登れないはず

あの村の近くにある鳥居は確かに高い。だけれどあの子は登ってた。何かあったの?それにしても  なんで、そんなにみんな考えているんだろう

Naiko

ほとけっち、今日の月は?

Hotoke

へ!?あ、今日の月は満月だった

Yusuke

!!じゃあ可能性としてはあり得るんやない?

Hotoke

え?まさか…

Naiko

ほとけっちが遭遇した人物は…

Naiko

“百鬼夜行”に唯一参加していない鬼だろうね

Hotoke

へぇ…あ“!狼!?

Syou

あ…え、待って…

Syou

ここの人たち…基本、狼天敵か?

If

そうやな〜狼の天敵になりうる人物は

If

アニキやな〜

Yusuke

それはそうなんよ。狼の天敵は、虎やし

Hotoke

でも、どうするの?ずっとあの鳥居にいるわけでもないし

Naiko

それがわからないところだよね。また、次回、満月になる前に、百鬼夜行せず

Naiko

その人物に遭遇することだけ考えよっか

そうして、その日から、その鬼を探すために、百鬼夜行を行わず、その人物と接触することにした。

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