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2年生になってしばらくたちだんだん暑くなってきた一学期の終わり頃
テストが近く、この頃のみんなの悩みはそのことだろう...だがしかし
私の悩みは別の事
先生の眠たい言葉を聞きながら斜め後方にある席を見る
レイア
ここ最近、黒音ちゃんの様子がおかしい
レイア
レイア
レイア
自慢ではないが私は人の観察を無意識にしてるのか相手のくせや仕草で感情がわかる
その観察のおかげで避けてこれた面倒事も多い
黒音ちゃんは今まで会った人の中でも極めて特殊だった
一言で言うと人形、喜んだり楽しんだりの感情は一際薄い
笑う時は大体作り笑いだ...それも怖いくらいに上手な
レイア
レイア
レイア
私はまだ黒音ちゃんの信頼に値する人物ではない
レイア
レイア
R
レイア
R
レイア
R
レイア
R
Rは察しの良い奴で自分のことに対しては鈍感なくせにこういうところは察しの良い奴だった
過去も今も私はこいつのそういう所にに助けられる
R
レイア
R
R
R
いつもならRの言うことに賛同できただろう
でも、相手は黒音ちゃんだ
レイア
レイア
R
R
レイア
先に言っときますが私はRに対して恋愛的な好意は持っていません
もう一度言います
今も昔も
持っていません
私の不安が確信に変わるのはそう長くなかった
帰り際、国語の先生に音楽部の先生へとプリント渡しを銘じられた
レイア
レイア
レイア
グダグダ行ってる間に音楽部の教室に着いた...けど
レイア
私が1年生の時に訪れた時はにこやかでみんなの暖かい空気が感じられるような部活だった
音楽部の教室は二重扉で音が漏れないようになっている
私はその1枚も開けていない.....それでも
レイア
勇気を出して手前側の扉を開ける
中の音は自然と聞こえやすくなった
でも、話し声がひとつもしない
レイア
レイア
音楽部の先生
レイア
音楽部の先生
音楽部の先生
レイア
ボスン...
何も考えずに...ただただ帰って自分のベットに飛び込んで...
レイア
友達のために何も出来なくて...
あの時、先生に聞けばよかったんだ
音楽部の様子を...何がおきているのかを
なのに怖くて怖くて逃げてしまった
自分の弱さに負けた
レイア
レイア
レイア
レイア
その日は自分の弱さがただただ悔しくてずっと泣いていたことは覚えてる
自分の弱さが辛い、情けない、苦しい
レイア
レイア
同じことの繰り返しはしない
黒音ちゃんからの信用がないならそれを勝ち取るまでだ
レイア
レイア
レイア
レイア
レイア