主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
薫
いつもの落ち着きの無さはどこへ行ったんだと言わんばかりの静かな薫の声。その表情は傷付くでもなく、ただただ真顔で、何を考えているのかはちっとも読めない。
霧雨 花蓮
薫
俺を見つけた花蓮さんがパタパタとこっちへと駆け寄ってくる。
霧雨 花蓮
ちひろさんの目尻を下げる、ふんわりとした笑い方に、胸がきゅっと締め付けられるような想いがした。
岩泉
岩泉
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
グロスの塗られた唇を尖らせる花蓮さんは、俺の隣に立つ薫に気がついて、可愛らしくことんと首を傾ける。
及川
及川
及川
及川
及川
霧雨 花蓮
花蓮さんは柔らかく微笑むと、固まっている薫に優しく声を掛けた。
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
何かあったら言ってね。私で良ければいつでも相談乗るよ。 と頼もしく胸を叩く花蓮さんに、薫は言葉を空振るようにして唇をはくはくと動かした。そして次の瞬間ーー、
薫
薫
お笑い芸人ばりに、すってーん!と転ぶ薫に、花蓮さんは驚いて瞳を数回ぱちぱちと瞬く。 俺らとしては慣れたもんだけど、それが正しい反応だ。
薫
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
軽く屈んで手を貸そうとする花蓮さんを見上げながら、薫はおもむろに三本指を立て、ラッパーがよくやるハンドサインをそこに作った
薫
しん、と水を打ったように辺りが静まり返る。 そんな中、薫はやり切った表情を浮かべてすっくとその場を立ち上がった。
及川
及川のツッコミが学校中に響いた
肩を震わせて笑う花巻と松川の傍で、金田一は感嘆のため息をため息を漏らす。金田一は純粋に変態ラッパーのことを感心していた。
金田一
薫
薫
花巻
及川
薫
花巻
花巻
花巻
岩泉
息ぴったりな薫の予想のつかないボケと花巻の的確なツッコミは、最早完成されたコントだ
思わず吹き出して笑ってしまう俺を見て、薫が嬉しそうに顔を綻ばせる。
…くっそ、薫を喜ばせるから笑いたくなかったのに…
薫は今まであってきた女子の中で、いや、人間の中で一番ぶっとんでる
霧雨 花蓮
薫
薫
薫
花巻
一緒にマネージャーの仕事したかったなぁ。 花蓮さんはインパクト激強の薫に引くでもなく怯むでもなく、本当に残念そうにそう零した。
薫
薫
霧雨 花蓮
薫
薫
金田一
霧雨 花蓮
霧雨 花蓮
花巻
薫
花巻
花巻の声がストンと低くなると、薫はやだ怖いとわざとらしく言いながら、花蓮さんの背に隠れた。 あーもうほら、怖がってるじゃない! 花蓮さんは、ニタニタと笑う薫には露知らずに花巻を責め立て始めた。…ドンマイ、花巻。
松川
松川
松川の口から飛び出した花蓮さんの彼氏の名前に、花蓮さんの肩がビクリと跳ねる。花蓮さんは一瞬固まった後、操り人形のようなぎこちない動きで松川に顔を向けると、胸が詰まるような苦笑をそこに浮かべた。
霧雨 花蓮
及川
薫
岩泉
花巻
主
岩泉
薫
岩泉
コメント
50件
マッキーのツッコミ好きすぎる☆
やはり天才