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💪(^q^💪)うほほほほろ
あと、続き♡500……行くかな
ごめん、めっちゃ短い
主
主
主
主
岩泉
主
岩泉
主
霧雨花蓮
霧雨花蓮
変な雰囲気にしちゃってごめんね! 明るく俺達に笑いかけた花蓮さんは、体育館の端に矢巾の姿を見つけて、パタパタと駆け出して行くと、愉しげに談笑をし始めた
薫
花蓮さんを見つめていると、ふと薫がぐっと親指を立てる。
その表情は決して無理をしている様子は無く、お前ってホントに俺のこと好きなの?と疑いたくなる程、いつもの自然な笑顔だった。
薫
岩泉
薫
薫
背伸びをして、つん、と頬を突っつく薫のその透き通った瞳は柔らかく細められていて、言葉に詰まった。
薫
お見通しですよ、と勝ち誇ったようにフンと鼻を鳴らす薫に、混乱を極めた。
…本当に得体が知れない。 分っかんねぇ。頭の中どうなってんの?
岩泉
青城に入って、体育館の扉を叩いて一発目、当時マネージャーだった花蓮さんの笑顔に一目惚れして、そこからはもうずっと、その笑顔を俺だけのものにしたいと想い焦がれてきた。
でも、花蓮さんは出逢った時にはもう既に、別の人…同じバレー部の、ちひろさんと同級生の人の彼女で、到底手は届かなかった
――俺には出来なかった
好きな人が好きな人を想う姿に嫉妬せずにはいられない。そんな風に笑うこともできない。ずっとずっと、俺はそうしてきた。
うーん、と少し首を捻る薫は、すぐに答えが出たのかニッコリと微笑んだ。
薫
薫
屈託ない口調で告げられた言葉に、身体の力が抜けたかのような心地になる。 込み上げてきた謎の笑いを抑えきれずに、ふっと笑ってしまった次の瞬間、薫が声を張り上げた。
薫
薫
薫
岩泉
薫の声に花蓮さんがくるりと振り向くのと同時、自分の口から間の抜けた声が漏れる。
薫
薫
どこまでも意味のわからない笑みを浮かべる薫がその時、綺麗だと初めて思った。
薫
体育館を出て靴を履き替えていると、背中にどんっと強い衝撃を受ける。屈んでいたのもあり、そのまま地面にべしゃりと倒れ込んだ。
薫
ぶつかってきた女子…俺の背中にもたれかかっている薫は慌てたような声で肩越しに俺の顔を覗き込む。
背中には柔らかいアレの感触を感じながら、息が掛かるほどの距離で見つめられ、不意打ちのハプニングにドキドキと、
国見
ーーするなんてことは1ミリもなく。いいから早くどいてと変態を追い払って立ち上がる。
薫
恋してる表情の岩泉様がカッコよすぎて、つい。 付け加えながら薫は、体育館内で話している岩泉さんと花蓮?さんという人をみて鼻息を荒くさせる。
国見
薫
国見
国見
じっと見上げてくる薫の瞳は無垢で、あまりにも真っ直ぐすぎて、視線を逸らしながら言葉を濁す。
本当は腹に一物抱えてるんじゃないの。ムカついてんじゃないの。引き離したいんじゃないの。 …なんて斜に構えた俺の思考は、次の瞬間飛び出した薫の言葉によってぶち壊された。
薫
邪心の欠片もない表情。そこにあるのは単純さだけ。濁りひとつない綺麗な笑顔を浮かべる薫に、思わず短く息が漏れた。
国見
薫
薫
俺目掛けて飛び付こうとしてくる薫の頭を押さえつけていると、ふと視線を感じて、顔を向ける。 そこには、岩泉さんが俺達のことを気にするように見つめていて、思わず笑ってしまった。
国見
国見
国見
薫
好きな人を前にしていても、俺とじゃれ合う薫が気になる程ってそれはーー、
国見
国見
薫
薫
国見
薫のバカはきっと…最大の武器だ